【学びの時間】死ぬまで自然体② 90歳くらいまで

前回、健康診断は受けないと書きました。

そんな私に、昨日検便の郵送キットが届きました。

そういえば、去年もあったなと、思い出しました。

それだけは、出そうかなと思っています。

 

『大往生したけりゃ医療とかかわるな』中村仁一著に、

「けんしん」のことが書かれていました。

こんな内容です。

 

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「けんしん」には二つある。

 

検診: " 病気探し " のため

 特定の病気や器官を対象にして、病気の早期発見を目指す。

 がん検診、結核検診、心臓病健診など

 

健診: " 健康づくり " のため

 健康診断・健康診査の略、健康状態の点検

 

検査の数値: 以前は正常値、今は基準値・基準範囲

基準値とは: 健康人の95%が含まれる範囲

       基本的には若者の値が使われる

       5%の健康人が基準値から外れる

 

検査項目は複数あるので、理論的には、

 2項目とも基準範囲に収まる率 90.25%(0.95の2乗)

 5項目だと、77.37%、10項目だと、59.87%

 健康人10人のうち、4人強はどの項目化が基準値から外れる

 

2010年の人間ドック受診者約300万人の全国集計成績:

 「異常なし」過去最低の8.4% (日本人間ドック協会)

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最後の数値は驚きです。

ストレスまみれのサラリーマンが対象でしょうから、さもありなんですが。

 

この数値で、ストレスを軽減し、生活習慣を健康的に変え、

適度な運動をして、心豊かに過ごすのであれば、何の問題もないでしょう。

一方、上記の見方をすれば、90%強の人の中で、

多くの人は不健康ではないはずで、そんな健康人も含めて、出た数値に悩み、

さらに、医療のお世話になって薬を飲む習慣ができたとしたら、

それこそ、不健全、不自然、ひいては不健康ではないでしょうか。

 

かかりつけ薬剤師という存在があることを聞いたことがあります。

私は、薬そのものを飲みたくないし、

まして、薬剤師と一生のお付き合いしたいとは思いませんね。

 

私自身が描いた還暦前の死に至るまでの今後のステップの

ゴール(人生の最期)は、ちょっと遠慮して99歳、

そしてその場面は、①に書いた「一面の菜の花」でした。

 

なので、90歳くらいまでは、今のまま生きたいなと思っています。

ガンもまた体の知恵② ガンになる二つの条件 - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com)

低酸素・低体温にならないように健全な生活をしていく、

そんな自然体を続けていくと、がんも発症しないでしょう。

発症したら、その時に考えればいいこと。

大事なのは、不安や恐れを持たないこと。

 

福岡伸一著『迷走生活の方法』に、こんな内容のことが書かれています。

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免疫システムの大敵はストレス。

だから苦にしない。

苦にするとコルチゾールというストレスホルモンの分泌を促す。

コルチゾールは、「戦え!」とか「逃げろ!」って命令を身体に出すので、

その分、免疫システムがシャットダウンされる。

ちなみに、免疫システムというのは、

進化の長いプロセスで編み出されたもので、

人間の場合は、どんな病原体がやってきても戦えるように、

百万種類くらいのランダムなミサイルを用意してくれている。

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90歳までは、自分の身体、免疫力に感謝して生きるということだと思います。

そして、還暦後、その半分を生きる時間でもあります。

それは、夢を生きる時間だと思います。

「ここいまタウン」をつくろう! - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com)

この夢は、30年構想だと思って描いています。

それに向かって歩んでいけばいい、そう思っています。

 

たぶん、90歳を過ぎても、基本はほとんど変わらないと思いますが、

人生を終えることを前提とした生き様となっていくのではないかと思います。

それがどんなものかは、今はわかりません。

 

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写真には、特に意味はありませんが、

リンクしてシェアしたときに、写真があった方が見栄えがいいので、

散歩中に撮ったものを適当に貼っています。