ガンもまた体の知恵② ガンになる二つの条件

①の続きとして、では、人なぜガンになるのでしょうか?

 

それは、この本のメインテーマであり、こうなっています。

  • 働き過ぎや心の悩みなどによるストレス
  • それによる血流障害、すなわち冷え

ガンになる条件として言い換えると、

  • 低酸素
  • 低体温

になります。

 

ガンは、ストレスによって低炭素・低体温の状態が日常化したとき、

体の細胞がガン化して生まれるのです。

  • 仕事で無理して寝不足の状態が重なると、顔色が悪くなり、次第にほおがこけてくる。そうなれば、自然と体温が下がり、酸欠状態にもなる。
  • 心配事が重なるなどして、メンタル面でストレスがたまっても、血流が悪くなり、顔が青ざめ、呼吸が浅くなる。

 

恒温動物である人間には、一定の酸素と温度が必要です。

この条件が得られなくなると、とうぜん生きにくくなります。

こうした状態から抜け出そうと、

体は、これに適応できる新しい細胞を作り出そうとします。

これがガン細胞なのです。

 

ガンは、自分の体に悪さをする存在ではなく、

生きにくい状態に適応しようとする体の知恵そのものなのです。

低酸素・低体温の状態に適応し、最大限のエネルギーを発揮する存在です。

つまり、ガン細胞が生まれるのは、

体が必死になって生き延びようとしている結果なのです。

 

結論から言えば、ガンにならないようにする、ガンを治すためには、

低酸素・低体温の状態にならないようにすればいいわけです。

どうすればいいのかの前に、もう少し、

人間が生きていくための仕組みを学ぶ必要がありそうです。

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