①の続きとして、では、人なぜガンになるのでしょうか?
それは、この本のメインテーマであり、こうなっています。
- 働き過ぎや心の悩みなどによるストレス
- それによる血流障害、すなわち冷え
ガンになる条件として言い換えると、
- 低酸素
- 低体温
になります。
ガンは、ストレスによって低炭素・低体温の状態が日常化したとき、
体の細胞がガン化して生まれるのです。
- 仕事で無理して寝不足の状態が重なると、顔色が悪くなり、次第にほおがこけてくる。そうなれば、自然と体温が下がり、酸欠状態にもなる。
- 心配事が重なるなどして、メンタル面でストレスがたまっても、血流が悪くなり、顔が青ざめ、呼吸が浅くなる。
恒温動物である人間には、一定の酸素と温度が必要です。
この条件が得られなくなると、とうぜん生きにくくなります。
こうした状態から抜け出そうと、
体は、これに適応できる新しい細胞を作り出そうとします。
これがガン細胞なのです。
ガンは、自分の体に悪さをする存在ではなく、
生きにくい状態に適応しようとする体の知恵そのものなのです。
低酸素・低体温の状態に適応し、最大限のエネルギーを発揮する存在です。
つまり、ガン細胞が生まれるのは、
体が必死になって生き延びようとしている結果なのです。
結論から言えば、ガンにならないようにする、ガンを治すためには、
低酸素・低体温の状態にならないようにすればいいわけです。
どうすればいいのかの前に、もう少し、
人間が生きていくための仕組みを学ぶ必要がありそうです。