今日の「嬉しい」

学校自体になじめない3年生の女の子が、今日もやってきた。
夏休み以降ずっと来るようになっている。
 
その子は、5年生の女の子と一緒に遊びたい。
でも、それを妨げるのが2年生の女の子と思って、
その子がいるといつも心穏やかではない。
 
今日はその3人がいっしょに遊んだ。
そして、帰る間際、3年生の声掛けに応えて、
2年生がいっしょにテープるの卓球をやった。
 
自然とそうなっていたのが嬉しい。
 
5年生の子も、自分の宿題は後回しにして、二人につきあっていた。
 
 
特別支援の2年生の女の子が二人毎日やってくる。
とっても仲よしでいつも一緒に遊んでいる。
時々けんかもするけど。
 
私は見ていないが、卓球をやっていたとき、何かが起こった。
ラケットが当たったりしたのかもしれない。
一人の子が、これまで見たこともないほど、怒っていた。
正直、見ていると仕草がかわいいので、思わず笑みがこぼれてしまうが、
本人にとっては、ちょっと涙ぐんで、大変なことだったのだろう。
大人に八つ当たりするくらい、本当に怒っていた。
 
もう一人の子は、言葉があまり明瞭ではない子で、
本人は、なんで怒られ、避けられているのかわかっていなかったと思う。
ごめんねを言っても、許してもらえない。
その子が、折り紙の裏になにか書いて、怒っている子に渡した。
 
渡されたほうは、それを読んで、ぐしゃぐしゃに丸めて、ゴミ箱に捨てた。
ちょっと考えて、それを拾いだして、ひろげて読んだ。
考えたけど、また丸めて置いた。
 
思ったより時間がかかったけど、また仲よく一緒に帰っていった。
 
その紙には、こう書かれていた。
「ごめんね、だいすきだよ」
 
このかわいさが、嬉しい。
 

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写真は、特に意味はありませんが、

リンクしてシェアしたときに、写真があった方が見栄えがいいので、

散歩中に撮った写真を適当に貼っています。