【感じる時間】悲しいと思える世の中の状況

先日、都内で小学6年生にドリームマップ授業をしてきました。

オシャレで人気のある町の一角にあるので、

なんとなくリッチな家族が住んでいるのでしょう。

中学受験する子も多く、学校をお休みしている子が何人もいました。

3クラスあって、欠席者数にはばらつきがありますが、

私が担当したクラスは、いちばん多くて、3分の1がお休みしていました。

 

みんな素直でいい子たちで、ドリマ授業自体は、

スムーズかつ有意義な時間となりましたが、

担任の先生との短い時間の本音の会話が、今も残っています。

 

先生:

「今度の土曜日に公開授業があります。

保護者の方も子どもの夢に関心があると思うので、ブースに来てもらって、

子どもたちは、そこでもう一度、親の前で発表します」

 

私:

「そうですか、いいですね。

ただ、今日ドリームマップを作っていない子は、悲しいですね」

 

先生:

「そういう子は来ません」

「休んでいる子のほとんどは、中学受験の準備で来ないんです。

受験が終わる2月まで、学校はお休みしますという親もいます。

その子たちは、学校に来ないで、塾に通っています」

 

私:

「それはおかしいですよね。悲しいですね」

 

先生:

「そうです。私も悲しいです」

「でも、そういう子は、たいがいうまくいかないんです。

今日来ている子たちの中にも中学受験する子はいます。

その子たちは、往々にして第一志望校に受かるんです」

 

そんな会話でした。

 

特にコメントしませんが、世の中には悲しい状況が、そこここにあります。

 

写真に意味はありませんが、

リンクしてシェアしたときに、写真があった方が見栄えがいいので、

散歩中に撮った写真を適当に貼っています。