これを書くときに、チコちゃんに叱られるをやっていました。
学校で掃除をするのは「チーラパンタカのようになってほしいから」でした。
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その昔お釈迦様の弟子に賢くて努力家な兄のマハーパンタカ、
そして物覚えの悪いダメダメな弟のチューラパンタカの兄弟がおり、
チューラパンタカはお経が全く覚えられず、
他の弟子たちからはバカにされる存在。
そんな弟をみかねた兄は仏道をあきらめて家に帰るように説得。
兄の厳しい一言にショックを受けたチューラパンタカは、
お寺の前で泣き崩れてシクシク。
するとそこへお釈迦様が現れ
「塵を払い、垢を除かん。」と唱えながらお寺を掃除しなさいと助言。
あくる日からチューラパンタカはその教えを守ってひたすら掃除に励む日々。
そこから3年の月日が流れ、チューラパンタカはハッと気づくことに。
「毎日掃除しても塵や垢は全く無くならない。
そうか!これは心の塵、心の垢と同じなんだ!
だから毎日心を磨き続けなくてはならないんだ!」
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チューラパンタカは気づきを得て、心を磨く毎日を過ごしていったのです。
仏教の世界では、チューダ・パンタカというようです。
掃除で悟った仏弟子チューダ・パンタカ、しゅりはんどく | 高野山真言宗やすらか庵 (yasurakaan.com)
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チューダ・パンタカは釈迦が説いた修行法である
- 「塵を除く、垢を除く」を唱える事
- 唱えながら掃除する事
ただこれだけを忠実に実践し続けた結果として阿羅漢果に達したのです。
チューダ・パンタカは釈迦の難解な教えを聞き続けた訳でも、
瞑想を続けた訳でもないのです。
只一つのことをやり続けることだけで、
十大弟子の仲間入りを果たせたのですから、すごいことです。
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『60歳から めきめき元気になる人』(榎本博明著 朝日新書)
から、いくつかの言葉を書き出してみます。
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「言われたとおりにやればいいんだ」などと言われると
モチベーションが下がってしまうと嘆く人に、
「では自分の思うように自由にやってくれればいい」と言うと、
「いきなり自由にしろと言われても困る。どうすればいいのか教えてほしい」
と言い出したりする。
それと同じで、やらなければならないこと、必要なことだけして、
組織の原理にのっとって行動するサラリーマン生活を長く続けてきた人は、
自分自身の欲求や気持ちがつかめなくなっている。
「自分が何をしたいのか、どんなふうに暮らしたらいいのかわからない」
「どうしたら自分が満足する生活になるのかわからない」
というようなことになってしまう。
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ヴィクトール・フランクルの言葉
- 生物学的に下り坂になるとき、いわば人生の方は、やっと上り坂になるわけです。
- 自己実現を意図的な目標にしてしまうことは、破壊的であると同時に自滅的である。
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- 自己実現というのは、求めて得られるものではない。
- 自己実現というのは。自己超越の結果として得られるものなのである。
- 自己実現ということを考えずに、何かに没頭することが、自己実現への第一歩になる。
- 何かに没頭し、充実した時を過ごすこと、それによって日々の生活が意味で満たされ、自己実現への道が開かれる。
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読書メモとチコちゃんを無理やりこじつけてみました。