今年は寅年です。
私の奥さんの干支です。
私は酉ですから、ちょっとやばい感じ。
昨日、大晦日に、このDVDを視聴しました。
この本を図書館で借りたら、一緒についてきたDVDです。
年が明けた今日、2022年のお正月にこれを書いています。
このなかには、今年も大切にしたい言葉がたくさんありました。
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自然の中に孤立した生き物はいない。
ほんとうに大切なものは目に見えない。
(「星の王子様」サン・テグジュペリ)
失敗を忘れず、時間をかけよう。
畑をよく世話する人は、畑が人を世話する。(ドイツの格言)
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効率だけを求めたら、農業なんて時代遅れの仕事です。
手間暇をかけてはじめて、自分の育てる作物に愛情が湧くのです。
そして、愛情をそそいで育ててこそ、農業は人生をかける甲斐のある、
この上なく面白い仕事になるのです。
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子どもの成績が悪くても、怒らないでください。
その子は大きく成長しようとして、身をかがめているのさ。
先生や親は、そういう目で子どもを見てあげるべきだよ。
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特に何も言うことはありません。
私も今年そのことをわきまえ、そのように生きていきたいと思っています。
この中で、私が気になったのは「手間暇」という言葉。
どうして、暇という言葉があるのだろうと思いました。
「手間暇」とは?意味と語源、使い方の例文【類義語・英語表現】 | 三字熟語.com (sanjijukugo.com)
このサイトによると、
- 「手間」:「仕事を仕上げる労力」「手を動かす」です。「手間賃」「手間取る」「手間をかける」などと使われます。労働や作業、動作のことを言います。
- 「暇」:「余った時間」「することがない時間」という意味です。「休暇」「余暇」「暇人」などと使われ方も様々です。「暇」とは「時間」ということです。
「手間をかける」のではなく、「手間暇をかける」と木村さんは言っています。
自分がつくった作物(作品・結果)に愛情が湧く、
そして、ライフワークだと感じて楽しむためには、
「労働」に明け暮れるのではなく、
「余った時間」が必要だということなんだな、って思うわけです。
今年は、自分がこれはと思ってやることには、
これまで以上に「手間暇かけたい」、そう思いました。
今年の抱負というのは、ねばならない、すべきとなりがちで、
あまりワクワクしないので、好きではないのですが、
いわば、これが私の今年の抱負といえるものだと思います。
これまでも意識してきたことなので、
今年はさらに磨きをかけていきたいと思います。
この本の最後には、こんな言葉がありました。
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あなたの人生に、毎日、毎日、小さな花を咲かせましょう。
いつか実を結ぶ、花。
きっと誰かの心を和ます、花。
あなたの人生に「奇跡のリンゴ」をつくるということは、
おおげさなモノでもコトでもなく、
当りまえのことを「幸せ」と感じることから始まるのではないでしょうか。
いっしょに幸せのタネをまきましょう。
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冒頭の写真は、今日、お屠蘇が落ち着いてから切ったものです。
そして、昨日作って、今日タイムラインにあげたものが以下のものです。
このブログを読んでいただいているみなさん、
今年もよろしくお願いします。