石坂産業の石坂典子社長の著書、3冊目を読んでみました。
”まずは、実現したい未来を思い描いてください。
子どもでも、大人でも、誰にでもできます。
未来を描いて、行動を選択することで、現実がぐぐっと動く。
そのとき、想像もしなかったパワーが自分の中にあることを発見するでしょう。
私もそうだったのです。”
と石坂典子社長は、この本の冒頭で語られています。
さらに、
”私は感性のなかのひとつ、想像力をとても大切にしています。
想像力がないとどうなるか?
「ミツバチの数が減っているんだよ」といわれても
「ふーん」で終わってしまう。
でも想像力があると、「ひとつ先」を考えることができる。”
また、
”私は個性をつぶさない謙虚さを身につけることが大切だと思っている。
失敗して誰かに迷惑をかけたら、素直に反省して、話し合えばいい。
それが本当の謙虚さです。
謙虚な人は、やさしくて、強い、それに視野が広くなる、
色々な視点から物事を見ることができます。
だから、自分自身の「個性のだしどき」がわかります。
「あ、今はだすときじゃないな」
「おっ、今こそ自分の個性が役に立つな」
と判断できるのです。
自分の個性を押し込めるのでもなく、周りに押し付けることもしない。
個性を上手にだせるのが謙虚な人です。”
と想いが伝わってきます。
そんな石坂典子社長は、勉強家であり、想像力を持ち、
考え抜き、決めたことは信じてやり抜く、
想いと行動力のある人だと思います。
つづく