子どもたちに届けるということをやっている者として、
「夢を持つ」ということの大切さは計り知れないと思っています。
ドリームマップをつくった子どもたちのイキイキを肌で感じてきました。
ここでいう夢は、会社や組織のための夢ではなく、誰かに託した夢、
たとえば、自分にできないことを子どもにさせというような夢でもなく、
自分自身の純粋な夢です。
今日読んだ本『おとながこどもにできること』ローター・シュタインマン著に
このような言葉があり響いています。
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こどもって、おとながじぶんのからだの内側から、
なにかに集中しているとき、話しかけません。
おとなのからだのなかにある静けさを聴いています。
いったいなにがそんなにおもしろいんだろう?
あそこになにああるんだろう?
そんなおとなたちの姿から、
生きてゆくための意思をしずかに受け取っていることがあるのです。
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また、『フィンランド式頭のいい子が育つ20のルール』小林朝夫著の
20のルールのうちこんな3つがあります。
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・子どもにさせたいと思うことは親がやる
・子どもと共に親も成長する意識を持つ
・子どもが語る夢について否定しない
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夢については、
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大人たちには、すでに夢も希望も失ってしまった人々が少なくない。
子どもは大人の影響を強く受けるので、大人が夢を持っていなければ、
子どもたちも夢など持てるはずもない。
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象徴的な言葉
「そんな夢のようなことばかり言ってないで、もっと現実を見ろよ」
これは、夢のない悲しい大人の言葉です。
私は、子どもに勉強ばかりさせることに、嫌悪感を感じています。
親はそれで幸せなんだろうか? そう思うのです。
子どもに勉強や習い事を詰め込んでいる親は、
自分はどんな学びをしているのでしょうか?
自分は、どんな成長をしているのでしょうか?
自分は、学びも成長ももうしない、
しても先が知れているから、子どもに託すしかないということでれば、
これでうまくいくでしょうか?
これで子どもは幸せな人生を送れるのでしょうか?
子どもの可能性の芽を摘んでいませんか?
この考察から「ここいまタウン」の大切なポイントのひとつとして、
「大人も子どもも、みんなが、他の誰かに託するのではない、