<Tip & Episode> 健康でいるために

先週の金曜日(11/22)は雨も降り、とっても寒い日でした。

その日板橋区の小学校で、ドリームマップの授業をしました。

控室の会議室には暖房があり、そこそこ暖かかったので、

セーターを脱いで、ワイシャツと上着で教室に行きました。

しかし、教室は、換気のために窓が少し開けられていて寒かったのです。

セーターを着る機会はあったのに、そのままで午前中を過ごしました。

1-2時間目は、子どもたちのワークもあるものの、

ほとんどじゃべり通しだったため、乾燥した教室で、

のどがカラカラになって、声が出づらくなりました。

6時間授業を終え、雨の中を15分歩いて駅前まで行って、

反省会と打ち上げでビールを飲んで帰りました。

 

その晩からのどの枯れのほかに、鼻水や咳が少し出てきました。

お風呂に入って、あたたかくして寝ました。

私は、365日毎晩マスクをして寝ているので、その日もそうでした。

水分をたくさんとるので、夜中に何度か起きてトイレに行ったりしましたが、

それでも、朝方は、喉の入り口あたりが、しわしわな感じがしたので、

ハーブを飲んで寝ると、気がついたら朝の9時でした。

前の晩11時に就寝しているので、10時間寝ていたことになります。

幸いにも、その日の土曜日は何も予定のない日。

外は雨模様だったので、家でゆっくり過ごすことにしました。

 

土曜日も晩も同じように過ごし、日曜日に起きたときには、

かなり元気になっていたので、午後は「よんなー銭湯部」に参加。

のどの枯れや、咳や鼻水は少しあったものの、

銭湯のお湯につかり、湯冷めしないようにして、

みんなと楽しくワインなどを飲みながら、食事をして帰ってきました。

その晩も養生して寝たおかげで、月曜日の朝には、かなり回復していて、

今週も学童保育で楽しめる!という気持ちになることができました。

 

ただ、学童保育でも、昨日は少し寒い感じもあったり。

今日は暖房を入れたので、乾燥してマスクしたりしたので、

まだ100%回復とは言えませんが、自分の回復力を信じて過ごしています。

過去の体験から考えても、軽くても、また熱が出ても、

同様に、万全になるには1週間くらいかかるので、

焦らずに、体に感謝して過ごしています。

すぐに治そうと思わなければ、焦る気持ちは薄くなります。

 

昔は、風邪かなと思ったら、すぐに薬を飲んでいましたが、

今はほとんどというか、まったく飲みません。

3年近く前にハーブデトックスをやって、体重も減り、体質が変わり、

今もメインのハーブを取り続けることで、

免疫力が高まっていると実感できます。

水分補給のときに、ハーブを溶かして飲んだりします。

 

そのころから、考え方も変わりました。

体調が悪くなると、嫌だな、ダメだなと思うのではなく、

体に「頑張ってくれていてありがとう」というのです。

違和感のあるところに手を当てて、

ゆっくりとその部分を癒すように呼吸して、「ありがとう」を唱えます。

 

その他は、

  • 体を冷やさないようにする(暖かくする)
  • 水分をたくさんとる(特に温かい生姜紅茶など)
  • 体から出ようとするものは、できるだけ出し切る(鼻水、咳、痰、熱など)
  • 心を豊かに保つ(焦らない、ゆっくり休む)

は、心がけています。

 

私自身、最近は、「問題」という言葉は、あまり使わないようになりました。

問題というのは事実ではなくて、思考で作り出したものだからです。

問題と思うから問題児。

たとえば、問題児は、問題な子どもじゃないんです。

音案が勝手な見方をしているだけなんです。

 

だから、体調が悪いという「問題」ではなく、

体が自ら直ることができる「能力」である、

それが今起こっている、だから「ありがとう」と考えています。

もし、悪化しても、それは仕方がない、

体を信じて、感謝、暖、温、水分、出す、豊かさを大事にして過ごす。

そんなことを、意識してやっています。

 

「問題」と「能力」という捉え方は、この言葉に接したからです。

 

『解決志向ブリーフセラピー』森俊夫 黒沢幸子より

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私たちが尊敬している精神科医に

神田橋條治先生とおっしゃる先生がいらっしゃいます。

神田橋先生も「問題」という言葉をつけたくないから、

「能力」という言葉に言い換えてみなさいとおっしゃっています。

学校に行かないことが問題、落ち込んでしまうことが問題、

すぐに自信を無くすことが問題.....。

多くの人は問題を探すのが得意ですから、

いくらでも問題をつくることができます。

「あっ、何々が問題だな」と思ったら、

「何々する能力」と置き換えるのです。

例えば、「落ち込む能力がある」という具合に、

落ち込まない人間は、

ちょっと反省が足りなくて学ぶことが少ない場合がありますから、

落ち込むことは能力なのです。

問題を能力という言葉に置き換えると、

問題の見え方も解決の見え方も変わってきます。

その人が持っているものの中で、

何かを活かしてあげていったらいいのかが見えてくるというわけです。

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これは「気まぐれToday's Tip 1871」として

FacebookのSol Cafeページ

Sol Cafe公開グループ | Facebook

で引用したものです。

 

この言葉は、とってもいいなと思うので、

ドリームマップ授業でも、この紙を使って、

「問題」を「能力」に置き換えるといいよと、

子どもたちに伝えています。

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