好きは夢のタネ

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昨日は、午後から夜にかけて、5-6時間という時間を切り絵に使った。

しかし、正直うまくいかなかった。

「ああ無常!」というタイムラインの投稿の通りだった。

 

朝一、もう一度トライした。

しかし、のっけから取り返しのできないミスをして、やり直すことにした。

そこでちょっと(115%)拡大することにした。

おかげで、A4サイズで見栄えのいいサイズになった。

 

カッターは昨日、刃を替えたのでそこそこ切れている。

言い訳はできないけど、ちゃんと切ったつもりでも、

外そうとすると、角が微妙につながっている。

そこにカッターを入れるのだが、上の図案の紙を上げると、

どこにカッターを入れたらいいのか見極めるのが大変。

そんなに簡単なことではないのである。

何度も何度もそれが続くと、イライラしてくる。

「ちゃんと切ったのに何で?」と愚痴まで出てくる。

その連続だった。

 

しかし、切り絵をやり始めたのは、今年のお正月。

まだ、半年もたっていない。

そんな簡単なもんじゃないだろう。

 

だから、できなくてイライラする、それってどうよと思って、

半分水の入ったコップの、水のない部分ではなく、水の部分を見ることにした。

すなわち、切れていないところではなく、切れているところを見ることにした。

実際切れている方が圧倒的に多いのだが、

どうしてもできていないところに目が行ってしまう。

 

あるもの、できることに目を向けると、できることが増えてきた。

それからは、かなりスムーズに手が動いていた。

それでも、何か所も失敗してている。

しかし、致命的な失敗はなく、何とかごまかして仕上げることができた。

 

話は変わって、突然ドリームマップになる。

ドリームマップ授業で大事なのは、子どもたちが、

コップの水を増やすこと、そして自分の「好き」を知り、夢を描くこと。

なぜなら、「好き」は夢のタネだから。

 

夢を描く前に、

「今日描く夢、今もうすでにあるよっていう人?」

と聞くと、何人かの手が挙がる。

しかし、夢がない、夢が見つかっていない子もたくさんいる。

その気持ち、実はよくわかる。

私自身が小中学生のころ、同じ質問を受けたとしたら、

特にないといっていたはずだから。

でも、今は、大きな夢があり、小さな夢がいっぱいある。

それは、好きなこと、楽しいことがいっぱいあるから。

昨日今日の体験は、まさに、その「好き」をやることだったと思う。

 

ドリームマップ授業を届けるドリマ先生のコップの水が少なかったら、

ドリマ授業にならないと思っている。

 

ドリマ授業は、どうやるかのスキルではなく、なぜやるのかが大事。

だからこそ、ドリマ先生のあり方が一番大事なのだと思っている。

6月から、今年度のドリマ授業が始まる。

そこで大事にしたいのは、自分自身が夢に向かってどれだけ楽しんでいるか、

好きをやっているかだと乞うこと。

それができる「ここいま」にありがとう!