裏山・裏庭は生きる力

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私は、定年退職して、また焦ってもいないので、今とても気が楽です。ストレスを解消する時間が持てます。一方、多くの日々の仕事に追われている人は、一つ解消できても、次から次にストレスが生まれてくるので、本当に大変です。
そのままにしていると、どういう形になるかは違えど、必ず行き詰まるのです。どこかで、その流れを断ち切る必要があります。


そういう私にもストレスはそれなりにありますが、今日残っていた二つ(パソコンと銀行関係)のザワザワが解消できました。


ドライバーが「急げ」の私にとっては、時間がかかることがイライラのタネです。それでも、パソコンはなんとかなると思って数日放っておき、銀行の方は、単なる思ったより面倒だったというだけだったので、時間が解決してくれることでした。
 
幸いなことに、今の私にはザワザワ、イライラに向き合う時間と余裕があるからできるのでしょう。さらに、厄介な人間関係の悩みが、全くというほどないのです。ほかの人が私のことをどう思っているかはわかりませんが、私の中には、悩みのタネの人はいません。ありがたいことだと思っています。

 

ザワザワ、イライラはありながらも、昨日は、この週末の下見もかねて御岳渓谷に行ってみました。ずっと家や都会にいると、自然が恋しくなりますね。私は幸いにも、自然や、自然にある命を観ること、そして歩くことが好きですし、多摩地区に住んでいるので、自然にいつでも行けるありがたみがあります。

 

歩くことがそんなに好きでなくても、自然に行って楽しくない人はいないのではないかと思っています。もし、自然を楽しむことができないとすれば、この本に書かれている、こんな状態ではないでしょうか。
 
「残念ながら、人の心はめったに静かになりません。心理学者によれば、人間は頭の中で、1分間に300もの思考が“ひとり言”のように行きかっているそうです。2010年ハーバード大学の2人の研究者、マシュー A キリングワースとデイビッド T ギルバートは、人間の大人の47%の時間は、今やっていることと関係ないことを考えるのに使われているということを発見しました。」

 

これは昔からそうなんでしょうか?

多分違うと思います。

今日銀行で思ったことがあります。

銀行の応対は丁寧すぎるということです。すごいなと思いますが、これでは従業員は大変です。そんなお客様に粗相のないようにという応対にもかかわらず、お客からすると期待していた対応とは違って満足できなかったりするのです。大手都市銀行のプライドですかね。なにごともちゃんとしないと、お客様は満足しないと思うのでしょうか。ちゃんとできないことも、うまくやらねばと思うのでしょう。それは、銀行側の一方的な思い込みだと思えるのです。もっと弱みを見せてもいいのではと、思ったりもしています。

 

何事も完ぺきに!を、何らかのかたちで手放さないと、休息も休息ではなくなってしまいます。それは簡単なことではないのですが、割り切りやけじめを意識していく必要があると思っています。 

 

私は最近、自然に行けば自然を、湯につかっているときはお湯を、雑用しているときには雑用を楽しむというか、それに集中するようにしています。すぐにできないことに頭を悩ましても、事態は何も変わらないからです。

 

なにごとも、最終的には何とかなります。

今に集中できるようになれば、気持ちが楽になり、人間関係にも影響するということです。

 

なんだか今回は、徒然に書いてきました。

結局行きつく先はこういうことです

  • 自然に触れること
  • お風呂に入ること
  • おいしい料理を食べること

は欠かせないということ。

さらに、それを仲間と一緒に楽しむことができれは、これ以上はありません。

だからこそ、裏山・裏庭でSOL Cafeをやるのは、私にとっては生きる力なのだと思います。それが、参加する人のストレス耐性のある生き方の一助になれば、私も幸せです。