「心のざわつき」から「心のやすらぎ」へ

昨日、Facebookに、このような3行で始まる投稿をしました。
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ここ数日、心がざわついています。
心がざわつくと、今ここに集中できない感じです。
目の前のことを丁寧にできない感じで、なんとかこなしている感じになります。
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今日散歩していると、そのことに関して出てきたものがあるので、
ここに書き留めておきたいと思います。

単純に言えば、「俯瞰する」ということが、やはり必要だと思います。

数日前に引用したToday's Tipがこれです。
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人生とは10%が実際に起こることで、あとの90%はどう反応するかである。
 (作家:チャールズ・スウィンドル)
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なぜ心がざわつくのか?

それは、その原因となる出来事があったからです。
感情を交えずに、その事実だけをみると、
大きくは二つのことがあるからでした。

ひとつは、相手の言動が、なんで?と思えるほど理解しがたい、
言い方を変えると、そうあるべきではない、と思ったこと。

もう一つは、そのせいで別の人がつらい思いをしている、
それがつらい、と感じたことです。

一つ目は、一般常識的に見ても、ありえないと思えました。
今でも、その思いは変わりません。
しかし、それを何とかしようとしても、なんともなりません。
相手を変えることはできないし、
正論を通そうとすればするほど、こじれてくるでしょう。

であれば、その事実を問題として抱え込まないことが大事。
つまり、それは、そういうものだと思って受け止めるのです。
そうすれば、ザワザワの原因の一つは手放せます。

もう一つの事実は、自分で何とかできることだと思います。
その人に、しっかり向き合い、寄り添うことを、
自分でできる限りやるのです。

これで、「心のざわつき」はなくなります。

それだけではなく、さらに大切なことがあると思いました。
そのことには、昨日奥さんとの会話の中で気がついて、
すでに実行していることでもあります。

『「ごきげん」だからうまくいく!』(坪田一男著)に
ある大切なことが書かれていました。
要約するとこうなります。

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こちらの事情に一切お構いなくかかってくるのが、
例えば、日曜日の団欒の時間の営業の電話。

むかつく、いらいらする。
でも、そのたびごとに不機嫌になっていたのでは、
こっちがつまんない。

「ご苦労様です。日曜のこんな時間まで働いて大変ですね。
せっかくいいお話なのに、あなたのお力になれずに悪いね。
とにかく、電話くれてありがとう」

こんなごきげんな返事を返すと、なんと相手から
これまで聞いたことのないような応答があった。
「こんな日曜日の夜に電話をして、申し訳ありませんでした」
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一つ目の事実の背景には、こちらに見えない事情があるのです。
そこまで極端にも思える言動があるには、
相当な事実が、その人の裏にはあるはずです。

相手だってつらいから、そうなってしまっている、
そう思えると、「心のざわつき」が収まります。

そして、その相手のつらさがなくなることを願って、
祈りはじめると、「心のやすらぎ」が生まれます。

実はもう一つ大事なことに気づきました。
これはまだ、かける段階にないなと思えるので、
その時が来てから書きます。

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