今日は、母が住んでいた家に行きました。
裏の小屋は解体され、部屋の中のものはすっかりなくなっていました。
正直すごいです。
そして、最後に残っているのは、裏庭の草引きです。
今日、一人で10時半から16時まで、
途中で、歩いて10分弱のセブンイレブンに行き帰りして、
ゴミ袋の補充とコーヒーを買った以外は、
休むことなく働きました。
最初は、これは無理と思ったのですが、
少しずつやっていくと、徐々に見えてきたのです。
大袋13個、なんとかやり切ることができたことに感謝!
そんな今日、私は少し複雑な気持ちでした。
就活はそれなりにしています。
しかし、帰りの電車でメールチェックすると、
不採用の連絡がきていました。
5つ応募して、一つだけ引っかかったのが、
「国連UNHCRのファンドレイザー」でした。
商業施設や路上に立って寄付を募る仕事です。
書類選考、一次面接、そして説明と実地の二次選考に行っての結果です。
不採用というのは想定外だったので、ショックでした。
緒方貞子さんの本を読んだのも、そのためでした。
ライフワークにつながるものだったら、フルに働きたい。
しかし、そのようなものはほとんどないですし、
あってもご縁がないという感じです。
そうでなければ、できるだけライフワークにつながる形で、
週に3日程度働きたい。
そんな思いで探しているので、
還暦の年齢からすると、そんな簡単な話はないのでしょう。
今回も、土日はダメ、火水木が希望なんて勝手なことを言ったから、
思い当たるのはそれかなという感じです。
気ままな生き方過ぎるのかなと思えます。
ただ、収入がここ数か月無いのは、
これまでの常識からすると、これでは困ったなという感覚です。
そして昨日から今日にかけて、『こちらあみ子』(今村夏子)を読みました。
なんとも、やるせない話です。
あみ子は、たぶん勝手な想像ですが、LDかアスペルガー的な女の子。
10代後半になって環境が変わり、落ち着いたあみ子の日常で物語は感じまります。
そのあみ子の小中学校時代は、なんとも切ない家庭崩壊の物語です。
しかし、それがあみ子、すなわちいわゆるKYの視点で語られていて、
淡々としたあみ子の世界がそこにあり、
本当は深刻であったはずの父、母、兄、そしてのり君の心理描写が全くないのです。
なんとも不思議な世界がそこにありました。
何はともあれ、あみ子は、幸せな人生を生きていると感じます。
さて、幸せである私は、これからどうしようかな?
そんな感覚です。