学童保育を通して感じる厳しい現実

キッズクラブ戸倉(学童保育)に行くようになって、

もうすぐ2か月がたちます。

夏休みの8月は、ほぼ毎日週5日通い、

2学期になった9月は、月曜日を除いた4日通っています。

 

意気揚々というのは大袈裟ですが、

毎日行くのを楽しみにしています。

そして、実際楽しく過ごして、

元気をもらって帰ってきます。

 

それはとってもいいのですが、

  • 厳しい現実
  • おかしな社会

ということを感じています。

 

厳しい現実というのは、収入面、運営面のことです。

8月の給料を先日いただきましたが、

わかっていたこととはいえ、愕然とします。

20日、110時間以上働いても、交通費を除いて、

手取り収入が11万円ほどしかありません。

これがマックスで、9月や10月は、そうはいきません。

たぶん、8月の3分の2くらいになるでしょう。

年収は100万円にも満たないことになるのです。

 

これでは、ほかに何かしないと食べていけないどころか、

生活保護になります。

私も、退職金ほかを食いつぶしながらやっている形です。

定年までのサラリーマン生活が、

収入面ではいかに恵まれていたかが、

身にしみて感じられます。

 

言い方は悪いですが、学童保育は、

扶養家族の主婦のアルバイトの域を越えない職業

ということになります。

 

いま通っているところは民間の学童保育ですが、

公営の料金を同じ料金です。

料金は、年収に応じて決まっていて、

一番高くても7,500円/月、年収に応じて段階的に、

2,500円まで下がり、生活保護的な家庭では無料となっています。

学童保育は、自治体の補助で成り立っている状況です。

 

月々の予算も、雀の涙もないくらいで、

工作をやろうと思っても、買えるものはほとんどなく、

普通、家庭ではごみとして捨てるものを活用しています。

 

働く人の生活、学童保育の運営、

双方がままならない状況があります。

これが現実です。

 

それでも、私は通い続けます。

それができる今に感謝です。