ご縁を大切にするキャッチボール

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インプロの野原秀樹さんの著書を読みました。

野原さんらしい本だなと感じました。

誠実で謙虚でありながら情熱のある人柄が現れています。

 

FacebookのSOL CafeページのToday's Tipに引用しようと思っている言葉が、最初のあたりに書かれていました。要約すると、

  • 人に接するときに大切なことは、相手を肯定するという姿勢。
  • 野球でいえば、キャッチボール。相手が投げたボールを受け止めて、受け止めたボールを相手が受け取りやすいところに返す。相手が受け止めてくれるから、キャッチボールは成立する。
  • コミュニケーションもキャッチボールと同じで、一方通行ではなく、双方向。

 

言葉をノートに書き、パソコンに入力しながら出てきたことがあります。

私がよく言う、そしてSOL Cafeの精神でもある「ご縁を大切にする」、これもキャッチボールと同じだなということです。

 

大切なのは、ご縁ができたらそのままにしないで、相手とキャッチボールをするように心がけるということが一つ、そして、相手のボールは必ず受け止めるということ。自分の都合や価値観で、相手のことを判断しないように、これはしっかり意識したいことです。

 

自分が相手のボールを受け止めるのをやめれば、そこでご縁は途絶えてしまう。それはしてはいけないし、したくないことです。

逆に、相手が受け止めるのを止めるということは、何らかのやむにやまれぬ事情がない限り、こちらのボールの投げ方がよくなかったということになります。それはそれで、受け止め、その事実を受け入れるほかないのです。受け入れたうえで、信じて待つということをしていきたいです。

それは、いったんご縁ができたからには、いい加減な気持ちでは接していないし、いい加減にボールも返していないからです。ご縁に感謝して、相手のことを思うということを大切にしたいです。

だからこそ、時間がかかって、少しずつしか進みませんが、Facebookでつながった人、ひとりひとりを忘れないように、ご縁リストをつくりつつあります。

 

さらに、ご縁を大切にするということは、相手のことを思いながら、キャッチボールを一緒にできるようにはたらきかけるということです。押し売りはしたくないし、私の性格ではできないことです。

ありがたいのは、Facebookがあるということです。

できるのは、そこで発信し続けること、あきらめずにSOL Cafeイベントを企画し続けることです。

 

それを見ている人から声がかかるようになる、誘わなくても誘ってもらえる、お願いしなくても集まってきてもらえる、そうなれば、さらに幸せ観は増すでしょうし、ご縁も連鎖していくということにもなるのでしょう。

 

能動的にご縁を大切にすることで、受動的にご縁が深まっていく、広がっていくようになるとすれば、とってもありがたいことです。