今日は立春、癸・卯・四緑木星の年が始まりました。
そこで今日は土曜日ということもあって、恵方詣りに行ってきました。
「恵方とは一年の徳(歳徳)がある方位で、その年の十干を恵方とする」
ということでが、今年の十干は陰の「癸」です。
十干が陰の場合、「癸」の向かい側にある陽の十干「戊」に徳を譲ります。
その恵方「戊」が中央にあるので、恵方の方位が取れないうため、
戊は南に位を譲り、結果として恵方は南の「丙」となるのだそうです。
恵方には、方位が必要です。
方位の作用を発揮させるためには、自宅から750m以上離れる必要があります。
しかし、今年に関しては、もともとの恵方「戊」が中央にあるので、
中央の働きは残るのだそうです。
結果として、自宅から750m以内の神社仏閣は恵方の働きをすることになるので、
2023年の恵方は、例外的に「丙」と中央の「戊」の両方になります。
「展望と開運 2023」には、
” このどちらかを選択してお詣りに行ってみたい " と書かれています。
私は欲張って、両方にお詣りすることにしました。
一般的に言われている恵方は南ですが、正確には「丙」の方位、
南の30度角の東寄りの10度になります。
この方位は、2年前の2021年の恵方でもありました。
まず、その神社にお参りすることにして、青梅線で拝島へ、
そして八高線で小宮まで行きました。
その駅のすぐそばに、日吉神社があります。
この神社で恵方参りをした後に、歩いて帰る予定で行ったので、
2年前に歩いた道をたどりました。
少し八王子方面に歩いて、多摩川の支流の「谷地川」沿いの道に入ると、
シラサギが、鴨を従えるように威風を放っていました。
さらに下っていくと、このシラサギかどうかわかりませんが、
川の上をシラサギが飛んでいきました。
多摩川に合流する前に、遊歩道にそれて歩くと、鳥たちもくつろいでいました。
鳴き声は聞こえなかったけど、ウグイスも見かけました。
交通量の多い道路を渡っていくと、もうそこは多摩川です。
多摩大橋を歩いて渡りました。
歩く道すがら、紅・白・黄の梅たちや、
冬に彩りを添える花や葉や実に出会いました。
たどり着いたのは、自宅から300mくらい南にある日枝神社です。
ここでも、恵方参りをしました。
小宮駅に降り立ってから自宅までほぼ1時間半、
1万歩強の恵方参りのお散歩でした。
今日明日は、じっくり2023年の運勢に向き合ってみたいと思っています。