Facebookの【味わいことばノート】を気まぐれに
ブログに書いたりしています。
『心を軽くする言葉』(小林正観著 文庫ぎんが堂)より
お互いが喜んでしてあげ合う「なしあわせ」
=「為し合わせ」の状態が「幸せ」の語源だった。
人生を列車にたとえると、左右を見渡せが、きれいなお花畑が広がっていて、
たくさんのおいしそうな料理が並んでいます。
取り放題、食べ放題で、左右どちらに降りても状況は一緒です。
そこには自分の名前が書かれた
自分の身長と同じくらいの長さの箸が置いてあります。
当然料理を食べることはできません。
そこで、路線の左側を見れば、自分のお箸でなんとか口に料理を運ぼうとして、
うまくいかずにお腹をすかせている人たちがいます。
一方で、路線の右側を見れば、
お互いにお箸を使って誰かに料理を食べさせることで、
みんなが幸せそうな笑顔で「おいしいね、ありがとう」と言っている。
一般的には、左側の世界を「地獄」と呼び、
右側の世界を「天国」と呼んでいますが、
要は「為し合わせ」によって
幸せを感じられる生き方をしているかどうかの違いだけではないでしょうか。
いま列車の中にいるあなたは、どちらの生き方を選ぶのでしょうか。
写真に意味はありませんが、
リンクしてシェアしたときに、写真があった方が見栄えがいいので、
散歩中に撮った写真を適当に貼っています。