【写真日記】ハネヤスメの日曜日(下) 非日常から日常へ

娘が今日、友だちの結婚式に出席するので、

昨晩から、おばーちゃんはサポートに行っています。

今日は、おじーちゃんも日帰りで、菫に会いに行く予定でした。

あと30分くらいで出かけようとしていたとき、

娘からライン電話がありました。

菫は昨夜から熱を出しているというので、今日はやめておくことにしました。

色と形をお話ししようとして、きりがみリースを準備したのに、ああ残念。

さて、今日は何をしよう?

これは今朝、Facebookに書いたものそのままです。

 

そんなハネヤスメの日曜日、山歩きをして、

お湯にゆっくり浸かって帰ってくることにして出かけました。

そして今日はたくさん歩き、非日常を楽しむことができました。

 

ふつうならそちら(上)を先に書くのですが、

気まぐれで、現実の世界に戻ってきた(下)から先に書くことにしました。

 

もともと、瀬音の湯につかる予定でしたが、

(上)の途中で気が変わり、昭島の銭湯に行くことにしました。

本来ならば、昼12時から朝の9時までオールナイトでやっていて、

とってもステキな「富士見湯」に行くのですが、

今日はなぜか、ひなびた「昭和湯」に行くことに決めたのです。

出かけるのが早かったので、15時オープンの昭和湯には、

約1時間の待ち時間が生じました。

富士見湯にしようかと少し迷いもあったのですが、

なぜか、昭和湯が頭からはなれなかったのです。

一駅通り越して西立川で降り、東京都農林総合研究センターに行き、

こんな場所で、今日行き帰りで読みかけた本を読み切りました。

 

この庭には、いろんな花があるかと思いきや、ほとんど何もない状態でした。

そこで出会ったのは、トンボさんです。

おあつらえ向きのポジションがありました。

近寄ると、飛んでいきますが、すぐに戻ってきます。

ハネヤスメしています。

一体何を考えているのでしょう?

何も考えていないかもしれないし、哲学にふけっているのかもしれないし、

瞑想しているのかもしれません。

いずれにしてものどかです。

 

そこを出て、向かった先は、言わずと知れた「昭和湯」です。

 

ここで、現実に引き戻されます。

余分なことを考えてしまいます。

 

開店直後の5分過ぎに入りました。

男湯のお客さんは私を含めて、5人だけです。

ロッカーの数は少なめですが、浴室は結構ゆったりしています。

人数が少ないので快適です。

結局、出る16時くらいにもう一人入ってきただけでした。

露天風呂モドキがありますが、そこは薬味湯でもあり、

昆布がそのまま数枚投げ入れられていて、湯の中を漂っていました。

いいおだしが出ています。

 

シャンプー、ボディシャンプーは、泡タイプ。

頭のシャンプーはいいとしても、体を洗うときは、出たときはアワアワでも、

すぐに泡が消えて、何度も何度も出さないといけません。

いつも、コストダウンになっているのかと思ってしまいますが、

近所の人は自前のシャンプーや石鹸を持ってきているので問題ありません。

 

洗い場の数もかなりあるのですが、

シャワーがついてないところが3つほどあります。

お湯と水の蛇口から、

チョボチョボ水が出っぱなしになっているところがいくつかあります。

もったいないと触ってみますが、水は止まりません。

そうかと思いきや、水が出ない洗い場もあります。

古いシャワーのついているところです。

流行っている銭湯ではなさそうなので、

ぼちほちと、修理改良してきたのではないかと思います。

 

待合室もそこそこ広いのですが、

以前にはあった缶ビールも置いてありませんでした。

昭和の音楽が流れています。

出てきたと気には、昭和も昭和「高校三年生」が流れていました。

逆にナウいかな???

 

線路を挟んで北側、徒歩10分もかからないところにある富士見湯は、

流行っていて、年期は入っていますが、不具合はありません。

私は、富士見湯も好きですが、昭和湯も人が少なくてゆったりできるので、

捨てがたいと思っています。

 

入浴料は500円になりましたが、光熱費高騰など、

現実は日に日に厳しくなっていきます。

 

東中神駅の駅そばのサワディーカーというタイ料理は健在ですが、

小さなアーケードは、ほぼ8割にシャッターが閉まっています。

以前にチャックと行ったことのあるインド料理のお店もつぶれていました。

 

こういう厳しい現実も感じながら、私自身はリフレッシュできて幸せです。