私のコロナ禍

今日、朝起きて、アマビエの切り絵をしました。

これは、たまたまネットで見つけた素材ですが、

放課後子ども教室に貼っておくといいかなと思ってやりました。

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これを作って思ったことがあります。

私も、コロナ禍中にあるということです。

 

<自分のこと>

 

私自身は、いたって元気です。

日々何事もなく、元気でいられることに感謝しています。

 

当然ではありますが、銭湯にも行けていませんし、

裏山でSol Cafeも、会食も、外食すらできていません。

しかし、毎日、放課後子ども教室に通い、

毎週のようにドリームマップ授業をしています。

週末も、やることには事欠きません。

 

そして、同居の家族(妻と息子)も、毎日それぞれの職場に通っていますが、

みんなとても元気で、ありがたいことです。

 

そんな私にも、気がかりなことがあります。

母、孫、甥のことについて、コロナ禍でなければ、

全然違っているよな、と思えることがあるのです。

 

<母のこと>

 

「幸せ」とは① 思いがけぬ出来事 - Sol Cafe 『幸せの栖(すみか)』 (hatenablog.com)

母には、いま現在、ここに書いたとおりの状況があります。

私は、コロナ禍の関係で、動くことができません。

 

母からは、入院前、毎日のように電話かかってきていたのに、

入院後は一切かかってこなくなりました。

こちらから母のケータイに電話しても、出ません。

 

もし、病院に容体を聞いて、よくなかったときは、

心配が募るだけで、悶々とするほかないので、

入院直後に電話で先生のお話を聞いたあとは、何もしていません。

骨が固まるまで、1か月から1か月半安静にする必要があるといわれているので、

電話で聞いても、確かなことは言ってもらえないでしょう。

なので、ずっと我慢していました。

妹もしばらく会いに行けないし、母への電話もつながらないので、

それでも、いまできることは何かと考えました。

 

まず、信じることと祈ることです。

今回のことがなくても、毎日のように、お風呂で祈ってきましたが、

最近は、これまでにも増して、神社にお参りしています。

そして、お便りしています。

これまでに、ひ孫の写真を2回送り、はがきも2回出しました。

寝たきりなので、体力が落ちるのはしかたがありませんが、

認知症が進む恐れがあるので、そのためにできることはお便りくらいです。

 

そして、3週間以上が過ぎたこの土曜日に、病院に電話してみました。

担当の看護師の方とお話ししましたが、妹が確認した通り、

電話では、状況を伝えることはできないということでした。

それでも、先生に確認いただいて、

水曜日の夕方改めて電話することになりました。

月・火と検査をするので、その結果を踏まえて、

先生が、お話してくれることになっています。

 

いまの状況では、東京から行くことは歓迎されないし、

行けたとしても、面会もできません。

コロナ禍でなければ、すぐに動けていたのですが、....。

 

<孫のこと>

 

「みてね」に、毎週たくさんの動画や写真がアップされ、それを見ています。

孫娘の菫は、まもなく11カ月となりますが、

とっても元気に、とってもかわいく、しかもちょっと変に育っています。

しかし、この11か月の間に対面したのは、わずかに2回だけです。

お宮参りと引っ越しての手伝いのとき。

片道2時間弱で行ける場所に住んでいるのに、こんな状況です。

人見知りをしない子なので、会うととっても楽しいのですが、....。

 

<甥のこと>

 

甥の入籍後の結婚式・披露宴が延期になって1年がたちます。

今回、待ちきれなかったようです。

3月23日に結婚式・披露宴を決行するという連絡が、2月の半ばに入りました。

家族3人、こだまで2時間かけて行く返事をしていました。

しかし、コロナは収まるどころか、再拡大するような状況になっています。

甥は結婚式場の支配人なので、式場がお休みの平日に、

貸し切り状態で披露宴をします。

縮小どころか、従業員もたくさん集まって、

この期に及んでも、かなり派手にやる感じです。

行くと返事はしたものの、ずっと考えていました。

コロナが怖いというより、この時期に、

大勢の見知らぬ人の集まる宴会に出ることには、

とても気が引けていました。

考えた末、一昨日、妹にこう伝えました。

「結婚式には参列するけど、披露宴は遠慮させてください」と。

結論としては、

新婦側も東京・神奈川からの出席がキャンセルになっていこともあって、

私たちも行かないことになりました。

申し訳ないけれど、致し方ありません。

 

 

何事も無理は続きません。

社会全体に無理に無理が重なったいま、

現れるべくして現れた新型コロナウィルスは、

人間の身勝手な思いやあさはかさには、おかまいなしです。

新型コロナウィルスも、ある意味必死で生き延びようとしています。

 

そんな中、大事なことを忘れず、我慢することは我慢し、

できることをやっていくほかないということでもあります。

大事なこととは、自分自身の気持ちと行動、そして利他と希望だと思います。