【学びの時間】親として一番大事なこと②

『不登校から脱け出すたった一つの方法』菜花俊著には、

同類の本に普通書かれていることが書かれていないことに気づきました。

 

一つが、不登校から脱け出すたった一つの方法です。

「たった一つの方法は、これです」という表現はありません。

しかし、当然ですが、それは何かを読み取ることはできます。

 

もう一つが、不登校になった場合、

学校に行った方がいい、いかなくていい、フリースクールでいい、

そんなことは書かれていません。

 

なぜ、不登校になってしまうのか、心の問題に焦点が当てられています。

 

目次はこうなっています。

序章: 不登校から脱け出した、ある家族のレポート

1章: どうして、うちの子が⁉ 子どもの気持ちがわからなくなったら...

2章: 親が気づかずやっている、子どもを追い詰める5つのまちがい

3章; 他の誰でもなく... お母さんだから、できることがあります

4章: あなたは一人じゃない。先生や学校を味方につける方法

5章: 親も子も、共に未来に向かって幸せになる秘訣

 

序章で紹介されている事例は、著者が直接関わったものではありませんが、

著者の想いにつながるものなので冒頭へ報告されています。

こんな内容です。

 

長男の不登校とひきこもりという試練に直面した主婦が、

偶然再会された幼なじみに出会いました。

その幼なじみの女性も、同じように娘の不登校とひきこもりに苦しみ、

立ち直らせた経験から、3つのことを教えてくれました。

  • 子どもが生まれたときの喜びを思い出す。
  • 子どもと共有したさまざな出来事を思い出す。
  • それを子どもに毎日さりげなく話して聞かせる。

女性は、さらに熱い口調でこう伝えました。

  • 「できるとか、できないとか考えないで、とにかく毎日やってみるの。うまくいったらそれでいいし、ダメだったら、また次の日がある」
  • 「難しく考えないで、とにかく毎日続けてみて」
  • 「そして信じて待つの!」

 

2章: 親が気づかずやっている、子どもを追い詰める5つのまちがい

に書かれていることは、この5つです。

  1. 「学校に行きなさい」と言う
  2. 勉強の遅れを心配する
  3. 子どもと一緒に不安になる
  4. 話し合おうとする
  5. 子どもを「変えよう」とする

 

つづく

 

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写真には、特に意味はありませんが、

リンクしてシェアしたときに、写真があった方が見栄えがいいので、

散歩中に撮ったものを適当に貼っています。