この本のあとがきのようなところに、こんな言葉がありました。
「人々は教えられるよりも、楽しませてもらいたいのだ」
ウィリアム・ランドルフ・ハースト(署名な出版業者)
子どもたちが楽しく遊び、また夢を描いていく中で、
自ら体験し、気づき、学んでいくことができるようにそのお手伝いをすることが、
私がライフワーク「子どもたちののびのび、いきいきとした成長のお手伝いをする」
ことだと思っていて、今は放課後子ども教室、
ドリームマップ授業をやっています。
そんなライフワークの先にある夢を持っている私ですが、
その中のひとつに、「ものがたり」「絵本」をつくるというものがあります。
ものがたりをつくる、絵本を書くということは、
頭で考えてひねり出すものではないと思います。
内面から湧き出てくるもの、上から下りてくるものによってつくる、
そう思っていますが、いまのところそんな感覚はありません。
今は、やりたいことをやりながら、待っているところです。
なので、「くう木の森のふくろうさんとこもれびのミレイの冒険」は
最近更新していません。
そんななか、この本を読みました。
この本の内容とは関係ありませんが、読み終えたときに、出てきたことがあります。
それは、知り合いが最近絵本をつくるワークショップに行ってつくった
温かくステキな絵本を見たことも関係していると思います。
それはとてもステキだな、いいなと思いますが、
私から出てくるもの、上から下りてくるものは、
それとは違うものになるだろうなと感じています。
「放課後子ども教室」にも数名のスタッフがいます。
それぞれ個性的で、その人なりのやり方で、子どもたちと接しています。
私は、私なりの接し方をしています。
それは、私の個性からと立場からの両面があると思います。
また、小中学校で行う「ドリームマップ授業」には、
ワークブックがあって、基本の進め方は決まっています。
人によってバラバラだと、クラスごとに違いが出るので、これは大事なことです。
それに沿いながらも、Solならではのドリマ授業を毎回心がけています。
それは、
- どうしたら、子どもたちが理解できるだろうか?
- どうしたら、子どもたちが想定していたものを超えたドリームマップができるだろうか?
- どうしたら、そのときにはピンと来なくても、将来芽生えるタネが、子どもたちの心の中にやどるのだろうか?
そんなことを考えながら、毎回なんらかのチャレンジをしています。
そんなSolはどんな「ものがたり」・「絵本」をつくるのだろうか?
私は、放課後子ども教室で日々子どもたちと接しています。
4~6年生もわずかながらいますが、
ほとんどが小学校1-2年生と数人の3年生です。
私が書くものがたり・絵本は、
たぶんその子たち向けではないんだろうなって思います。
私が書くものがたり・絵本は、ドリームマップ授業で接している
4年生~中学生くらいの子どもたち向けなんだろうなって感じています。
そして大人が読んでも、こころの奥にあるその人本来のものに響くもの、
そんな気がします。
「自ら体験し、気づき、学んでいくことができるように」とは、
子どもたちが、なによりも「楽しい!」と思えることなんだと思っています。
大人になっても「楽しい!」を忘れてほしくない!
大人にも「楽しい!」を思い出してほしい。
その意味では、先日行った江東区での「育自のための小さな魔法」も
Sol自身のやって楽しいことの一つだと感じました。
そうだねぁ~、還暦を過ぎた「本当の人生」では、
楽しいことしかやってないなぁ~!