今日の「うれしい」

毎日、放課後子ども教室けやきッズで、

子どもたちの「楽しい」から、たくさんの「うれしい」をもらっています。

 

今日は、とても大きな「うれしい」がありました。

 

今日は、運動会に代わる合同体育発表会の日、

午前は、各学年で練習してきた学年ごとの課題の発表会と、

午後は、縦割りチームのリレー競走です。

 

招待状が出されたのは、保護者のみのため、

私たち放課後子ども教室のスタッフは。

勤務時間になった午後のリレーだけ、

教室から見ることができました。

 

ただ、この2‐3週間、午後の体育の授業での練習は見てきました。

残念ながら見ることができたのは、2~5年生で、

1年生と6年生の練習には遭遇できなかったのです。

そこからわかる午前中の出し物は、

  • 1年は、3つの曲のダンス
  • 2年は、棒の先に平たい紐をつけたものを振ったりする遊戯
  • 3年が、鬼滅の刃の曲での縄跳びの演技
  • 4年が、花笠音頭
  • 5年が、ソーラン節
  • 6年は、組体操

各学年で、毎年ほぼ同じテーマをやるようです。

 

15時前に解散のあと、みんなが一斉帰りとなったこと、

天気が崩れる予報もあって、平均の1/3、一斉帰りの水曜日の半分弱、

わずか10人の子どもたちがけやきッズにやってきました。

 

なので、いつものごった返しのような状況ではなく、

かなり落ち着いて遊ぶことができました。

なにせ、男子2名、女子8名です。

女子がいつもとってもにぎやかですが、今日はおとなしめの子たちでした。

 

10人となった今日も、特別支援学級の3人がやってきました。

彼らは毎日やってきます。

 

その2年生の2人の女の子が、毎日とっても楽しそうなのです。

仮にA子、B子と呼ぶと、一人の女の子、A子は、

知らなければ、特別支援学級の子とは思えない子です。

その子が、仕草も、人懐っこさも、この上なくかわいいんです。

 

もう一人の子、B子は、A子と仲よしでいつも一緒です。

よく聞かないと何を言っているのかもわからない、支援の必要な子です。

A子が、いつもB子を導いている感じで、B子はA子を慕っています。

 

ただ、今日は、この二人が、いつもに比べて独立していた感じがあります。

特にB子は、A子に頼らず、自分の思いに従って行動していました。

 

最近、私が描く絵は、子どもたちの要求で「鬼滅の刃」が多くなっています。

その一つの絵を持って、窓に貼ったクリアファイルに入れて、

その上に白紙を置いて、写し絵を始めました。

多くの子が、こんな形で写し絵をやっています。

いつもはA子と二人でやっている、それもポケモンが多いB子ですが、

今日は、自分で選んで持っていったのです。

 

集中して、鉛筆で写して、写し終えたら、

元絵を見ながら、色鉛筆で色を付けました。

途中でずれてはいきますが、しっかり鉛筆を持って写して、

色を選びながら、しっかり塗ることができ、

そして、自分でお日さまを描き、タイトルも書きました。

とってもステキなものができました。

 

それだけではありませんでした。

ほかの子のなかに入り、トランプのババ抜きをやりました。

ちょっと面倒見のいい、同じ2年生がいて、その子に助けてもらいながら、

しっかりやっていました。

 

これまでも、そうだったのかもしれません。

たまたま、今日は人数が少なかったので、よく見えただけかもしれません。

でも、毎日接している子が、成長しているなと感じられた今日は、

ちょっと特別な日でした。

 

彼女だけではありません。

みんなが日々成長していきます。

そんな子どもたちに毎日接することができること、

「うれしい」「ありがたい」です。

 

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