<本当にいい会社があった> ⑩ 石坂産業での学び(5) 学びを活かす

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これは、2017年に作ったものを毎年更新し、

昨年末につくった一番新しい3つ目のSolのドリームマップです。

基本は同じ夢、それを徐々に具体化してきました。

 

漠然と「幸せの栖」と呼んできた、

”みんなが人間らしい豊かな人生を生きている場”

これをこのドリマで、「子どもを中心におくコミュニティ」に具体化しました。

  • 「子どもたちののびのびとした成長をみんなで支え合うコミュニティ」
  • 「そのことで、衣食住が賄えるコミュニティ」

 

さらに、それを「ここいまタウン(仮称)」と呼ぶことにし、

半年たった今年の6月にグループページをつくりました。

https://www.facebook.com/groups/749658085842163

想いを同じくする人たちと共に創っていきたい夢なので、

特にグループへの参加のための招待はしていません。

 

「ここいまタウン」の多くは、すでに石坂産業で実現していました。

今回の大人の遠足の学びを通して、

「ここいまタウン」のイメージを、さらに具体化してみます。

以前に描いていたものに、いくつか描き加えてきました。

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もし、Solにお金の生る木があったなら、

昭和記念公園か、

昭和の森ゴルフコースとフォレストイン昭和館のある一画を

購入します。

そこに、里山である「ここいまタウン」をつくります。

 

「ここいまタウン」はこんな町。

  • 人の手で丁寧に手入れされた森がある。
  • 森には、さまざまな種類の季節を感じさせる樹木・草花があり、昆虫、鳥、土のなかの生き物、小動物などが、自然に暮らしている。
  • 小川が流れ、池がある。
  • ちょっとした魚釣りもできる。
  • 森の中には人々が集う憩いの場がある。
  • 森を背に芝生の大きな原っぱが拡がる。
  • ここいまタウンには、いわゆる外国人を含めて、いろんな人が住んでいる。
  • 今でいう学校というものはないが、キャンパスがある。
  • キャンパスには先生はいない。
  • 学年というものもない。
  • 普通の授業や、宿題もない。
  • 子どもののびのび、すくすくを支える大人がいる。
  • キャンパスは開かれた場で、誰でも入ることができる。
  • 学び舎の入り口には掲示板があって、そこには今日の時間割が書かれている。
  • 掲示板には、大人も子どもも、誰でもやりたいことを書くことができる。
  • ネットでも見ることができる。
  • 幼稚園や保育園もない。
  • 代わりに、幼児向けの部屋とプログラム、そしてそれを担当する大人がいる。
  • 学び舎には、パソコンがたくさん置かれた部屋があり、学習したい人は、ネットの学習コンテンツで自主的に、自分の関心事を自分のペースで学んでいる。
  • そこには、学生や大人がいるので、わからないときには、いつでも聞くことができる。
  • その他、楽器がそろった音楽を楽しめる部屋、絵画や工作ができる部屋、理科の実験ができる部屋、読書ができる部屋、外国語で会話する部屋などがある。
  • いくつかの部屋は、いろんな発想でいろんなことに使える。
  • 例えば、夢を描く部屋、アニメの部屋、お化け屋敷、トリックアートの部屋、演劇やダンスの部屋、瞑想の部屋、遊びを創造する部屋、...
  • 子どもたち一人ひとりが、それぞれの好きややりたいことに応じて、遊びを通じて学ぶことができる。
  • 大人も一緒に学んでいる。
  • グラウンド、体育館、イベント会場などがあり、民主的に決めたルールに従って、自主的に利用することができる。
  • キャンパスの隣というか、仕切りがないのでキャンパス内ともいえる場所に、シニア・ライフ・センターがある。
  • そのなかには、介護が必要な人のための介護の施設がある。
  • 基本は、アクティブ・シニアが集まる場所。
  • 建物のなかでは、さまざまな文化活動、学習が行われ、グラウンド・体育館で運動したり、森を散歩したり、農園やお花畑で園芸を楽しんだり、そして、キャンパスで積極的に、子どもたちの遊びや成長のお手伝いをしている。
  • お花畑には、季節の花が植えられ、農園ではオーガニック野菜が育てられている。
  • 家畜類が飼われている牧場がある。
  • そこでとれたものは、キャンパス、シニア・ライフ・センターの食堂、カフェ、レストラン、市場に提供されている。
  • リサイクル施設があり、ゴミは100%リサイクルされている。
  • そもそも、ゴミはほとんど出ない生活様式が浸透している。
  • コミュニティにはお金がない。
  • すべての人が、コミュニティに貢献していて、貢献ポイントが付与される。
  • そのポイントで、普通に生活ができる。
  • 支援される子どもや障がいのある人、介護を受ける人たちにも、その存在自体が人の心を豊かにするという意味で、貢献ポイントが与えられる。
  • 子どもたちはいろんな面で貢献できるし、介護される人も、助けを借りて車いすなどで出かけたり、また人たちに来てもらって、お話などをすることで、能動的な貢献ポイントも得ることができる。
  • コミュニティは、子どもも含めた民主的な話し合いで運営されている。

こんな感じで、すべての人の人格が尊重され、その人そのままが認められ、

その人なりにコミュニティに貢献することで、

みんなが人間らしい豊かな人生を生きることができるのが「ここいまタウン」。

 

そこでは、子どもたちがのびのび、すくすく育ち、

シニアも含めた大人の人たちみんなが、

子どもたちからエネルギーをもらって、元気に生活しています。

変なストレスがなく、生きがいや喜びがあり、

健全な食生活や適度な運動ができるので、みんなが健やかに生活しています。

 

ありがとうございました。