本社ビルや三富今昔村にいると全く想像もつかないけど、
石坂産業は、産業廃棄物処理会社です。
こんなものを処理・分別してリサイクルしようというのですから、
けっしてきれいな仕事であるはずもありません。
しかし、汚くはないんです。
それが、工場見学したあとの、一言でいう印象です。
廃コンクリートプラントの入り口です。
仕分け場には、いろんな廃棄物があります。
他の会社では露店でやる仕事が、石坂産業では、
このようにプラント内で行われています。
それでも、冬は寒く、夏はさらに暑く、とてもきつい仕事です。
だからこそ、働く人に配慮し、環境にやさしいを意識して、
設備をしっかり整えています。
ここまで見た大きな工場内に、照明はなく、
写真のように天井にスリッドがあって、
太陽光が取り入れられています。
当日は曇っていましたが、十分工場内は十分明るい状況でした。
また、人が作業する場所では、照明は全部LED照明になっています。
さらに、油圧ショベルは全部電動です。
天井に電源ケーブルが這っていて、油圧ショベルにいつながっています。
室内で排気ガスに苦しむこともなく、CO2削減にも貢献できています。
元々重機は全部コマツ製だったそうです。
しかし、電動ショベル開発に消極的だったコマツに対して、
日立建機は、共同開発に惜しみなく協力してくれたそうです。
今では、全部重機は日立製に置き換わっているそうです。
砕かれたものはベルトコンベアで、分別分級プラントに運ばれます。
いろんなものが混ざった一番最初の写真の廃棄物はどう仕分けするのかというと、
けっきょくは人手なんです。
最後に、木材リサイクルプラントをちらっと見て、工場見学は終了しました。
つづく