<未来に起こったステキなこと> 52 & Today's Tip

『働き方5.0』落合陽一著のなかに、こんなことが書かれていました。

 

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システムの効率化の中に取り込まれないために持つべきなのは、何でしょうか。

それは、システムになくて人間だけにある「モチベーション」です。

 

システムには、「これがやりたい」という動機がありません。

目的を与えれば人間に太刀打ちできないスピードと精度でそれを処理しますが、

それは「やりたくてやっている」わけではないでしょう。

 

いまのところ、人間社会をどうしたいか、

何を実現したいかといったようなモチベーションは、常に人間の側にある。

だから、それさえしっかり持ち、実現する手法があれば、

いまはシステムを「使う」側にいられるのです。

逆にいえば、何かに対する強いモチベーションのない人間は、

システムに「使われる」側にしか立てないかもしれません。

 

スマホという小さい道具の中で、

アプリを使いこなして便利に生きているつもりでも、

それはだれかが作った「魔法」の世界を見ているだけにすぎないのです。

 

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このなかで、いちばんピンと来たのは、最後の3行の部分です。

そこから出てきたことを、ここにまとめてみました。

 

<未来に起こったステキなこと> 52

 

私には、

  • 気になる
  • 気が休まらない
  • 気持ち悪い
と感じたことがありました。
  • 心ここにあらず
  • 心を奪われた
  • 心を虜にされた

人が多くいたのです。

  • スマホ歩きをする人
  • アプリが手放せなくなった人
  • ゲームに過剰にはまり込む人

そんな人たちを多く見てきました。

 

彼らを見るにつけ、我々人間は、

デジタル機器やソフトウェアを機器を使っているのではなく、

それらに使われているかもしれないと思えました。

 

本来、人間は主体的に、自分の意志を持って、

機器やアプリを使う側にある人です。

それが、

  • 過度なストレス
  • 情報の氾濫
  • 生活に追われる日々

そんなことが重なって、自分を見失ってしまったのでしょうか?

 

本来は、

  • 自分の中に、これがやりたいというものが生まれ
  • 自分の好きなことがいくつも出てきて
  • それらをやることで心が満たされる
のです。
 
デジタル機器・アプリを漫然と使う < やりたいこと
 

こうなったいま、

デジタル機器やアプリを使うのは、それらが必要なときに限られていて、

人びとは人間らしい豊かな生活をバランスよく生きています。

 

感謝します! ありがとう!

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