<Tip & Episode> 学童保育で本来の子どもらしさを

私が通う学童保育を一言でいえば、

「子どもらしくのびのび・すくすく」

ができる場所ということになります。

 

市立の小学校の終業式は25日。

年内の学童が開いている冬休みは、

26日、27日の2日しかありません。

でも、20日に終業式を終えた私立の小学校があります。

その子は、23日から、朝一にやってきます。

24日に終業式のある私立もあります。

この子たちは、春・夏・冬休みしか来ない子たちです。

ひとりでも朝から来れば、学童は開けるので、

今週は、月~金まで、丸一日のお勤めになります。

 

もうクリスマス、そしてお正月です。

これまでも一年は速いと思っていましたが、

振り返ってみると、これほど速く過ぎた一年はないなと感じています。

主に、学童保育とドリームマップで過ぎた一年でした。

 

学童で拾いに行ったドングリや集まった松ぼっくりで作り始めた

へんてこなクリスマスをイメージした工作も、

空いた時間で何とかやり遂げました。

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学童保育には、いろんな子ども模様、家庭事情の影響があります。

以前ここにも書いたように、結構大変な状況があります。

それでも、子どもたちは精一杯自分を出し切っています。

溜まったものが爆発することもあります。

そんな子どもののびのび・すくすくを見守っていきます。

 

子どもたちに聞くとマイクラやマリオなど、

家ではよくゲームをやったりしているようです。

楽しいようです。

でも、学童にはゲーム機を持ってきたりはできません。

 

前日FacebookにこのTipを出しました。

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気まぐれToday's Tip 2053
 
子どもから見た家族の魅力が

10点(100点満点)だったとしましょう。

両親は仲が悪いし、注意ばかりされるし、

学校や塾の宿題がたまっているし。…、

という状況です。
 
ここに魅力が70点に映るゲームが存在していれば、

子どもがゲームの世界に

浸りたくなるのも当然でしょう。
 
両親は仲良しで、親子の会話も楽しいし、

何よりも家にいて気が休まる…。
 
こうなると家にいること自体に

喜びを感じるのですから、

ゲームの魅力とそれ以外の魅力は拮抗して、

ゲームにはまってしまう危険は

ずっと小さくなるのです。
 
『魔法のしつけ』長谷川博一

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学童保育では、子どもたち同士が触れ合って遊び、

ケンカし、泣き、笑い、もまれていきます。

そんなとき、ゲームを思い出す暇はありません。

ゲームより、のびのび・すくすくが楽しいのです。

 

学童は、家庭の事情で来ている子たちだけです。

ある意味、貴重な人生体験ができるその子たちは

恵まれていると思っています。

そんな限られた子たちだけでなく、

もっと多くの子に同じような楽しさを味わってほしい、

そう思っています。