インフルエンザに今週罹ったことで、気づいたことがあります。
一つは、体が健康であることの大切さです。
これは、改めて書くまでもないあたりまえのことですが、治るとすぐに忘れてしまいがちな大切なことです。
今回はつらくはなかったけど。気力がなくなって、何もしたくなくなり、味覚もおかしくなり、何を食べてもおいしくなかったりでした。だから、人に迷惑がかかることだけは対応して、それ以外は、ほぼぜんぶ3日間先延ばししました。一面、それが簡単にできる今の境遇に感謝しています。
経過はこんな感じです。
あとでわかったのですが、うつったのは土曜日でした。
月曜日に、体がだるくなり、少し咳が出て、風邪かなと感じました。
久々に来たかなと思いましたが、
- ”冷やさない”
- ”乾かさない”
- ”イライラしない”
- ”出るものはすべて出す”
という大切にしている4原則があるので、生姜湯を飲んだり、ハーブを余分に飲んだり、体を温めて安静にしていれば、たいしたことにはならないだろうと、その時点では思っていました。
しかし、火曜日に日中だるいので測ると37.5℃ありました。夕方どうしても出かけなければいけない用事があり、都心まで出かけて夜帰ってくると、38.5℃になっていました。小さい頃、扁桃腺の高熱をよく出していたので、熱には強く、熱が上がってしまえばだるさもなく、比較的楽ではありました。
翌水曜日の朝一、38.7℃まで上がり、週末の予定もあるので、インフルエンザだと困ると思いクリニックに行くと、インフルエンザA型だったのでした。
お医者さんは、3日目なのでもう治り始めている。自然治癒力で治るけど、年齢のことを考えて、お薬を出しましょうと言われました。医者もだいぶ変わって来たなと、いい感じではありました。
処方箋をもらっても、薬局には行くまいかとも考えたのですが、今日中に熱が下がれば、27日(土)の盛りだくさん(午前、午後、夜)の予定に参加できると思い、薬を買い求めました。
ということで、予約して行ったクリニックよりも長い時間待って、薬局でいただいた薬は4種類でした。タミフル、痰の切れをよくする薬、鼻づまり関係を改善する薬、そしてとんぷくです。
写真にあるように、まれなことなんでしょうけど、副作用満載です。
食欲不振。下痢、腹痛のリスクを冒して、痰を切りやすくしてどうするという感じです。
これを見ても薬を飲む人は、すごい勇気と覚悟を持っている人だな、と皮肉的な意味を込めながら思えるわけです。
結局は、そんな私もその一人で、今回は飲むと決めてもらった(買った)薬なので、一応飲もうと思い、熱が下がる今朝まで、タミフル以外の2つの薬も飲んできました。
しかし、それも今日やめました。後日、ありがとうと言って廃棄する予定です。
タミフルは、ウィルスの増殖を抑える薬で、48時間以内(起点は??)に飲まないと効果なしと言われています。私には何の効果もなかったはずです。要は、インフルエンザの期間を1日短縮するためにある薬なんでしょう。そんなものがなぜ必要なのか不思議です。子どもにはいいのかもしれませんが、副作用で使用禁止になっています。インフルエンザとは、人生で何度も遭遇するものなので、今を楽にしても、次回よけいにしんどくなるかもしれません。そのときにはまたすごい薬ができているのかも??ですが。
熱が下がってもインフルエンザウィルスは体内にいるので、タミフルに耐性のあるインフルエンザをつくらないようにするために、タミフルは飲み切らなければいけないようです。ということで、飲み始めたタミフルは飲み切ります。
一方、とんぷくはについては、38℃以上のときに飲んでくださいと言われて、特に何も考えずに、2回飲んでしまいました。今は飲まなければよかったと思っています。
それは、どうして発熱するのかを理解するとよくわかります。