英語は勉強するものではなく、慣れるもの。
だから、英語に触れる機会がほとんどなくなっている今日この頃、毎日少しずつでもTEDを観るようにしています。
英語の字幕も出すことができるので、英語に慣れる意味でもよい上に、語られる内容そのものが面白く、とてもためになります。特に、25 Most Popularにあるものは、いいですね。
大前研一氏訳で日本でも出版されている『Drive(和書タイトル:ハイコンセプト)』の内容の一部が語られている、Daniel Pink氏のTED Talkがあります。
金銭的インセンティブは、答えのあった20世紀に、人々を馬車馬のように走らせるには都合がよかったけれど、答えのない21世紀においては、生産性を上げるどころか、逆に害があるという研究成果が多く出されています。
それにもかかわらず、いまだに多くの企業が、毎年同じ過ち(?)を繰り返しているのはなぜでしょうか?
私の好きな言葉の一つがこれです。
Insanity: doing the same thing over and over again and expecting different results.
(Albert Einstein)
変えずに大事にしていく本質的なものと、時代に応じて変化させていく必要のあるものがありますね。
時代が変われば、違うことをしていく必要があるのに、なかなかそれができません。
多くの大人たちが、変わることができないだけでなく、それ以前に、変わっていく必要があるんだということにも気づいていないのです。
それだけならまだしも、そんな固定観念を若い人に押し付けようとし、子どもたちや若い人たちの可能性を狭めてしまうケースが多々あるようです。
私もそうでした。
しかし、息子がそれに気づかせてくれました。
ある瞬間、これまで全く見えていなかった本質的なことが、見えたのです。
私は、それを「内なるトビラに気づく」と表現していました。
それは確かに、人生の価値観が変わり、行動も変わったことなのでした。
今までは、大きな勘違いの人生だったと思えたのです。
そのおかげで、気づきを行動に変えること、それを継続していくことで、今こうして、自分は幸せだ、ご縁はありがたいと感謝できるようになりました。
これがヒデさんの言われる「内なる声」なんだと気づきました。
『本当の自分を生きる』は、今日から読み始めたところだからかもしれません。まだ、エピソード1だけですが、読み進むのが楽しみになっています。
私も会社にいるときには、同僚や同期の人たちに、
- これからの人生は長いこと
- 自分がサード・プレイスのおかげで充実で来ている
- これからが楽しみ
人に期待をすると、つらくなります。だから、希望を捨てずに、自分にできることをする。そして流れに身をゆだねる。
私はこれからも、そうしていきたいと思っています。
今日の午後は、立川の根川緑道で散歩の後、カフェで「幸せの栖」で何をするのかを考えてみると、いい感じで見えてきたものがありました。
これも流れなのかなと思います。