運動しよう

11月5日放映のNHKスペシャル ”神秘の体内ネットワーク「脂肪と筋肉」を録画し、それを視聴しました。このシリーズは、全部観ようと思っています。

 

人体は、人間のわからないことだらけです。

逆に言うと、それだけすごい力を秘めていて、尊敬し、大切にしてあげるべきものなのです。

 

今回の番組では、おおよそこんなことが紹介されました。

  • 世界で6億人が肥満と言われている。
  • 肥満を経験する唯一の動物は、人間である。(家畜は、その意味で人間と同類)
  • それは食べていた時に、食べたいだけ食べることができるから。
  • しかし、それは現代という、人類の長い歴史の中では、一瞬ともいえるほどの短い期間に起こっていること。
  • 脂肪も筋肉も臓器である。
  • 脂肪細胞がつくりだす食欲を抑える物質がレプチン。
  • 肥満になると、血液中、特に脳の血管の中で、あふれ出した油が、レプチンが運ばれるのを邪魔し、また脳のレプチンを受け取る細胞の力も弱まって、そのメッセージが脳に届かなくなってしまう。
  • 結果として、お腹いっぱいでも食べ続けてしまう。
  • そうなると免疫細胞が新たに入ってくる油を敵とみなすようになり、暴走して油を食べまくる。
  • しかし油が多すぎて、食べきれなくなってパンパンになった免疫細胞が破裂し、有害物質が大量に出て、それによって血管が傷つけられてしまう。
  • 免疫細胞の暴走を抑える物質IL-6は、運動したときに筋肉でつくられる。
  • 食べ物があるれる一方で、体を動かす機会が減っている現代社会では、IL-6もつくられなくなってしまっている。

 

結論としては、「継続的な適度な運動」は必要ということですね。

 

肥満状態になっているということは、ふつうは運動不足ですね。

その状態で、運動をしたほうがいいといわれても、かなり大変なことです。

運動を継続するためには、せねばならないではなく、運動したいという気持ちになることが大事です。

そのためには、健康的に痩せること、すなわち体質を変えることが必要です。

 

数日前に、2週間のハーブデトックスを終えた人がいますが、体も心も軽くなり、体が勝手に動き出した感覚があるようです。

 

多くの人、特に私と同年代のおじさんが、一人でも多くそうなってほしいと思っています。これからもまだ長い、大切な人生を健康に生きるために。