『癒す心、治る力』(アンドリュー・ワイル)には、信じる力のことがたくさん書かれています。
その一つが、アンドリュー・ワイル博士がボブ・フィルフォード博士から学んだ以下の4つのことの中にあります
- からだは健康になりたがっている
- 治療は自然の力である
- からだは一つの全体であり、すべての部分は一つにつながっている
こころとからだは分離できない - 治療家の信念が患者の治癒力に大きく影響する
からだの健康と治療については、こんなことが書かれていました。
健康とは、完全にバランスがとれた状態のことである。そのときすべてのシステムは円滑にはたらき、エネルギーが無理なく循環している。
それは、自然な状態であり、何の努力もしていない状態である。したがって、からだはバランスを崩したとき、自然な状態に戻ろうとする。健康なからだに戻ろうとするその勢いは、人為的に活かすこ とが可能であり、また生かすべきである。それを治療という。
4つ目の信じる力は、こんなことです。
フィルフォード博士は、自分の治療する患者がきっとよくなると信じていた。患者の中に眠っている治癒力を一途に、ひたむきに、愚直なまでに信じ、言語的にまたは非言語的に、さまざまな方法でそれにはたらきかけていた。