置き土産を考える

定年退職日まであと1か月を切っているいま、ちょっと停滞感があるようにも感じている。

それは、ある意味、納期に追われ、効率化を求められた会社人生が長かったせいであるのかもしれない。

いまは、究極の目的があるだけで、特に直近や短期の目標があるわけではない。

別に9月1日に全部そろえてゴーということでもないので、できることからやっていけばいいと思っている。

 

お盆明けに、会社の同僚や若手のために話してほしいということで、少し時間をもらっている。

私は、それを同僚や若手への置き土産にしたいと思っていて、いま何をするかを考えているところ。

それがすなわち、9月以降にやることにもつながるので、それを楽しんでいる感じだ。

 

いま大事なのは、何をするかというより、なぜ、何のためにするのかということ。

だから、今日はそこ、すなわちSOLの4つの問いに再度向き合ってみた。

  1. 何のために、それをするのか?
  2. それをすることで、誰が幸せになるのか?
  3. それができたとき、どんな善いことが起きているのか?
  4. それはワクワクすることなのか?

 4つの問いの答えはこうなる。

  1. 私の視点と想いを、置き土産として伝えたいから。さらに、参加する人が、初めてあるいは改めて、究極の問い(タイトル)の大切さに気づき、それに向き合うきっかけとなってほしいから。
  2. 参加者、さらに参加者をとりまく人たち、そして私自身。
  3. この時間が終了したとき、それぞれの人の中に、気づきや満たされ感がある。さらにステキな状態は、参加した一人あるいは複数の人が、自分のこれからに向かって歩き出したいと思っていること
  4. 今回は、自分がこれからやりたいことを実践するためのトライアルだから、そのプロセスが楽しい。そして、どんな反応があるか楽しみ。良ければさらに磨き、良くなければ、これから成長できることに感謝する。

 

何をするかは、基本的には、これまでやってきたこと、最近学んだことから必要なものを選択していけばいい。

それは切り貼りではないので、コンテンツをつくる過程は、さらに学びが深まる時間になると思っている。

すなわち、人に伝えるということは、自分の学びを深めることになるのを、いま実感している。

今週から来週にかけてのお盆休み、さらに深めていく時間が楽しみになってきた。