〈Tip & Episode〉ゆっくりと、でも着実に

昨日の学童保育は、メインの学校が運動会の振り替え休日で、

利用者が男の子3人だけでした。

 

一方、5日前に書いた「諦めず、挫けず、前向きに」の状況は、

最悪の状態にはならないと思えるものの、

まだ、継続中で、昨日もその波紋の出来事がありました。

 

それはさておき、昨日は落ち着いた一日となり、

私は作りたいと思っていた段ボールを3つ使った

シルバニアファミリー的なおうちを7割方作ることができました。

 

その中で、昨日Today's Tipで『運転者』喜多川泰著から引用した

この言葉を感じることがいくつかありました。

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運は<いい>か<悪い>で

表現するもんじゃないんですよ。

<使う><貯める>で表現するものなんです。

先に<貯める>があって、ある程度貯まったら、

<使う>ができる。運は後払いです。

何もしていないのにいいことが起こったりしないんです。

周囲から<運がいい>と思われている人は、

貯まったから使っただけです。

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<Episode 1>

その一つが、キットパスです。

前日に、遠くまで行って、

”キットパス・アート・インストラクター”

になってきたところです。

2か月前に、キットパス自体は持っていっていたものの、

あまり使われていませんでした。

それが、昨日の月曜日は、絵の上手な大人がいる日で、

その人が、お絵かき競争をしようといって、

自分はホワイトボードに描き、

ひとりの子どもは窓ガラスにキットパスで描きました。

見事な星空、それを見上げる人が描けました。

私は何もしないのに、これまでになくキットパスが使われた日となりました。

 

<Episode 2>

電車好きが何人かいて、牛乳パックで電車をたくさん作っています。

しかし、あまりにも雑に作るので、

こんなにきれいに作ろうよというのを見せるために、

2か月前くらいに、私がひとつ江ノ電を一両つくっておきました。

それ以降、剥き出しの牛乳パックにマジックで書きなぐっていたのが、

裏が白い紙を貼って、そこに窓やドアを描いて、色を塗るようになっていました。

やはり、白い紙に描くと、少しは丁寧に描けます。

昨日は、一人の子が、私の江ノ電と同じものを作りたいというので、

見ていると、本当に丁寧に黙々と作っていました。

これまで以上に、すごく丁寧で、とてもステキな江ノ電ができました。

そして2両を連結して遊んでいました。

 

<Episode 3>

電車と同じ子ですが、他の学校の子で、

金曜日は遠足でお休みしていました。

その前にもお休みした翌日、やってくるなり、

「昨日したお話をして」と言ってきました。

昨日もそうでした。

金曜日の”お話し(読み聞かせ)”の時間に読んだ、

『コートニー』を一緒に読みました。

とっても面白いと言っていました。

紙芝居や絵本を読む時間も、毎日続いて定着してきました。

 

読み聞かせで話たことが、

子どもの心の貯金になってくれるととてもうれしい。

 

いろいろ考えてやってみる。

すなわち貯金すると、それを使うときがきっとやってきます。

それが使われたとき、成長が見えます。

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