幸せの栖な学童保育

毎日通う学童保育は、満たされた空間と時間です。

昨日も今日も1人ずつ欠けた9人の1-2年生と、

面倒見に来てくれている6年生の女の子の計10人。

ほとんどの時間、部屋の中は喧騒に包まれ、場が躍動しています。

それぞれが、それぞれのやりたいことを目いっぱいやっています。

ひとり遊びもあったり、工作で思い思いのものをつくったり、

かくれんぼしたり、並行して2-4つくらいの遊びが同時進行しています。

 

そればかりではなく、着いたらすぐに宿題をやり、ランドセルをしまう、

遊んだら片づけるなども、しっかりできています。

 

そんななかで、放っておいたら好き勝手に動きっぱなしになるのを、

目いっぱい遊んだ後は、少し落ち着く時間にしようとしています。

 

昨日はちょっとしたハプニングなどで、できなかったその時間を

今日もつことができました。

17時を回るころ、遊びはまだまだ継続していましたが、

思いっきり遊んだ後なので、一旦片づけようというと、

ちゃんと聞いてくれます。

 

全員ランドセルを2階のの棚から出してきて、連絡帳をしまい、

みんなで集まって、今日の振り返りをしました。

  • 今日あったいいことは?
  • 今日悪かったことは?

聞いていると悪いことはできないなと思います。

そこにいない子が、あれしたこれしたといわれていました。

 

 

そのあと、昨日したくでできなかった紙芝居をすることができました。

みんなが興味を持って注目して、しっかり見て聞いていました。

「まだあるけど、ほかのも聞いたい?」

というと、「はい」という子と「いや」という子がいたので、

聞きたい子だけ「てらこや」においでというと、

ほとんどの子がやってきて、あと2つのお話をしました。

とってもいい感じでしたよ。

 

 

最初に「天の川にかかるはし」を選んだのは、

先日、「ほしのはなし」の絵本を使ったとき、

天の川や織姫と彦星、七夕なのお話をしたので、

それをもっと伝えたいと思ったからです。

それをするために、どんなお話しだったかネットで調べてみました。

中国の古典で、アジア各国にお話が伝わっていることや、

織姫はこと座のベガ、彦星(牽牛星)はわし座のアルタイル

ということを再確認したり、

けっこう自分でも勉強になるのです。


明日も、また図書館の分室で借りていこうと思っています。

 

この学童保育、もともと、いい感じですが、

数少ないほかの大人もまめにやっていて、

すごく充実した学童保育になっています。

さらに子どもたちがのびのび、豊かに育つために、

みんなで協力して、いろいろとやっていきつつあります。

 

今日もちょっと喧嘩めいたこともありました。

いろんなことが起こり、いろんな感情が渦巻きます。

しかし、すぐにケロッと気持ちが切り替わるのが子どもです。

その切り替えができるためには、

その時にその感情をしっかり本人が味わうことが大事だと思います。

それを、この学童保育では自然とやっているなと感じます。

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