あるものにもっと目を向けて、魂を元気にする

今は少子高齢化の時代です。

  • 子どもが少ない。
  • 人口が減少する。
  • 将来の経済は成り立たなくなる。
  • だから子どもを増やさないといけない。

そんなことが言われています。

ほんとうにそうでしょうか?

 

それが正しいとしても、

今のやり方で、子どもは増えていくのでしょうか?

 

この問題を何とかするために、子どもを増やすために、

人やお金が使われていると思われます。

いや、掛け声だけに終わっているのかもしれません。

 

なぜ、子どもは減っているのでしょうか?

 

日本において、そしてグローバルで見ても、

全体では、右肩上がりの時代は終わったのに、

各企業においては成長が優先されています。

それゆえに、

  • 仕事・職場が何事にも最優先される
  • 人件費はコストとみなされ、人が大切にされない

そんな時代が長く続き、今もそれが進行中です。

 

日本人は、

  • 人を大切にしてこなかった、
  • 人にお金をかけてこなかった、
  • そして、ほとんどの人が我慢してきた、
  • それは今も続いているし、行きつくところまで来ている、

そう思えてなりません。

 

少子化についても、

  • まだ見ぬ子どもたちのために、
  • 生まれてくるかどうかわからない子どもたちのために、

人やお金が使われます。(それ以外のところには、もっとですが)

すなわち、コップの水のない部分、足りない部分に

注意が向いてしまっているのです。

 

今いる子どもたちのことに、

もっともっと目を向けることが必要だと思います。

今いる子どもたちが、いかに子どもらしく、

すくすくと成長できるようにするかを

もっともっと考える必要があります。

 

今いる子どもたちが、

どんな子も、個性がが認められ、

それぞれに合った成長をしていって、

その子たちが大きくなれば、

彼ら自身が、新しい道を切り開いてくれるでしょう。

 

それだけではないはずです。

視線が、子どもの成長にフォーカスされれば、

大人の考え方も変わり、優先順位も変わります。

お父さんも会社を休んで、

学校の面談にも行くようになるでしょう。

 

高齢化にしても、フォーカスのありかたが、

同じように感じられます。

介護をどうするか?

これはとても大切なことで、ないがしろにはできません。

しかし、

今いるシニアが、元気に末永く生きるためにどうすればいいのか?

に、社会もシニア自身も、フォーカスが足りない、

私にはそうに思えてなりません。

 

「体を元気にする」と、心も元気になるでしょう。

「心を元気にする」と、体も元気になるでしょう。

やり方は様々あると思います。

 

その中には、「魂を元気にする」もあると思います。

それは、生きがいを持って ”働き続ける”

ということではないかと、私は思っています。

 

今の私にとって、魂を元気にするものは、

「今いる子どもたちを育む」

ということです。

 

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