中今に生きる

昨日(2/24)の第120回最高の居場所ライブは、

東京大学名誉教授 矢作直樹先生をゲストにお迎えした

特別なライブでした。

 

お話の内容は、”ほんまかいな?” と思えるような

ある意味ぶっ飛んだものでした。

どうして、先生がそんな不可思議なことをご存知なのか、

後で伺ってみましたが、言葉の意味は分かっても、

空をつかむようなお話でした。

 

そんなことは、ともかく、

先生が言われたかったのは、一言

「中今に生きる」

ということです。

 

中今とは、過去と未来のあいだにあるもの、

すなわち、今そのもので、仏教用語でいうと刹那。

今この瞬間を、自分として生きれば、

異次元とつながることができる。

直感は、そんな異次元とつながったときに、

上から降りてくるものなの。

だから、今この瞬間を大事にする必要があります。

 

いまに集中するというのは、

頑張るのではなく、肩の力を抜くということ。

いわゆる自然体ですね。

 

さらにキーワードを集めていくと、

  • 当たり前のことなんて何もない
  • 生きていること自体が奇蹟
  • 自分の体に感謝する
  • 感謝はエネルギーとして伝わる
  • 食事はおいしくいただく
  • 足るを知る
  • なるようになる

中でも一番大事なのは、「自分」

  • 他人なんてどうでもいい
  • 人の評価は気にしない
  • 人を何とかしよう、問題を案とかしようと思わなくていい

そういうことなんです。

 

矢作先生のあり方、まさにその通りです。

矢作先生そのものが、幸せのオーラを発散していて、

周りの人をも、温かく包み込みます。

笑顔がステキという表現がありますが、

矢作先生の場合、どんな表情でも、それ自体がステキなんです。

 

情報によれば、1956年生まれなので、私より1年先輩です。

とにかく若く、40代にも見えます。

白髪の目立つ ”私も負けていられないないな” と思います。

そもそもが、そう思うこと自体がだめなんだよ、

先生はと言われるでしょう。

 

私も実際にはそんなことは思っていないので、

いつまでも若く、元気で生きるために、

中今に生きるを実践していきたいと思っています。

いよいよのときに、「安心して気持ちよく死んでいく」ために。

そもそも、それが、『Sol Cafe_幸せの栖』なんですから。

 

Solとはラテン語の太陽。

それはなに?と聞かれたら、最近はこう答えるようにしています。

”自分に優しく、人に温かく”

 

幸せの栖と同じだと思って、ファシリテーターにもなった

「育自の魔法」も、スタートは、自分が好き、自分を大事に、

ということです。

 

矢作先生も言われます。

自分にできることは、自分のことだけ。

だから人のことは、どうでもいいんです。

 

自分が、自分を好きになって、幸せを感じることができれば、

それはエネルギーとして、周りに影響を及ぼします。

 

「光」と「闇」という言い方をすれば、

いま時代は「光」の方向に向かっている、

と先生は言われます。

 

「希望」はいつまでたっても実現しないもの、

だから、希望、期待するのではなく、

できる、そうなると信じて、自分の「中今に生きる」、

それが、自分にできることです。

 

世の中の摩訶不思議なお話はさておき、

今回のライブで伺ったお話は、

『Sol Cafe_幸せの栖』の 背中を押してくれている、

自分では手前勝手にそう感じました。

ありがとうございます。

 

矢作先生の本は、まだ読んでいないので、

これから読んでみようと思います。

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