勉強も教える学童保育が、学校にとって代わる社会をつくる③

何のための教育なのか?

 

この問いに対する私の答えは、シンプルに、

  “ビューティフルライフを生きる”

ため、すなわち、

  “人間らしい豊かな人生を生きる”

ためです。

SOL Café_幸せの栖のテーマと同じ。

それは、

  “一人ひとりが、神さまとの約束を果たす人生”

ともいえます。

 

そのためには、その子の人生を奪ってはいけないのです。

子ども一人ひとりが、一人の人格です。

親の思い通りの人生を生かそうとしてはいけないし、

勝手にレールを敷いてその上に乗せてもいけないのです。

 

これまで書いてきた新たな学童保育をつくれば、

子どもたちの未来のために、本当の教育ができると思っています。

 

そのときの社会は、どうなっているでしょうか?

 

「学校(それにとって代わった学童保育)」は、

  • 人間として成長する場
  • 社会に貢献する準備をする場
  • そうでありながらも、子どもの存在自体が社会貢献である場
となっている。

 

「企業」の存在の目的は、利潤追求ではない。

どれだけ社会に貢献できるかが価値基準となっている。

それは、

  • そこで働く人がどれだけ成長できるか
  • そこで働く人が毎日どれだけ幸せを感じられるか
  • 結果として、企業が社会に貢献できている

である。

 

「社会」は、それで経済が成り立つ仕組みとなっている。

そこは、
  •  環境的に持続可能で
  •  社会的に公正で
  •  精神的に充足した人たちが生きている
互いに支え合う社会である。

 

そんな社会の呼び方はどうでもいい。

それをゆるい社会主義といっても構わない。

人々の生活の営みは、稼いだお金ではなく、

社会への貢献度で成り立っている。

  • 貨幣経済から、社会貢献度ポイント経済となっている。
  • 無為な競争がなくなり、共創社会がそこにはある。
  • 政府によって、福利厚生の仕組みがしっかり整っている。
  • 企業や個人には、社会への貢献度で報酬が支払われる。

そんな社会では、

ある一定レベル以上のポイントは、基本的に必要ない。

それを超えるポイントは、

社会に貢献しようと思っても必要なポイントを得ることが難しい人たち、

例えば、重度の障がい者、介護の必要な高齢者、病気の人、…

のために使われる。

社会貢献のために使われるポイントは、寄付として扱われ、

その人に名誉的特典(社会的認知)が与えられる。

 

これらは、個人だけでなく企業も同様である。

 

こんな社会は、一朝一夕にはできないでしょう。

その前段階として、現状はどう変化していけばよいのかを

考えてみる必要があります。