夢をかなえるためのレッスン③ 「円」という「ありがとう」

今回は、第三講の「経済的成功の真実を知る」 - 「円」の読み方は?です。

その内容を自分なりに整理して書いてみます。

 

世の中、自分一人でできることは、ある意味何一つないですね。

180円のハンバーガーを買って食べたとします。そのハンバーガーには、気の遠くなるような多くの人の「おかげさま」があることを思えば、それは感謝の塊となります。

 

だから、180「円」は、180「ありがとう」と言い換えられるのです。

ハンバーガーができるまでの「おかげさま」のひとり一人に、ありがとうということはできないので、いちばん最後に届けてくれる人に、まとめてお金を払います。それをすることで、ひとり一人に「ありがとう」を届けているわけです。

 

逆にみれば、お金を儲けるということは、「ありがとう」を集めるということでもあります。

 

なるほどなと思います。そう考えると、世の中に出回っているものは、安すぎないかと思えてきます。ひとり一人が「ありがとう」を「円」という形で、よりたくさんもらえれば、もっと世の中は豊かになっていくのだろうに、というのが読んだときに思ったことです。

 

先週の天然酵母の手ごねパン作りにつづき、今日も、湯河原のご縁の杜に出かけ、高野豆腐の料理教室を体験しました。高野豆腐の概念が変わる、とってもおいしいキーマカレー、唐揚げ、生姜煮、甘辛煮ができました。高野豆腐ベースのビーガン料理です。

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材料はとってもシンプルで、高野豆腐、たまねぎ、サツマイモ、大根、生姜、ニンニク、スパイス類、ココナッツミルク、菜種油、味噌、塩、砂糖、醤油程度とはいえ、ここまでできあがるのに、素材を作る人、加工する人、運ぶ人などなど、膨大な労力と時間がかかっているのは間違いありません。さらに、美味しい料理を食するのに必要な、お箸に、スプーン、お茶碗、テーブル、ボウル、包丁、....、数えだしたらキリがありません。

すべて感謝のたまものなんですね。

 

今の世の中、感謝の感覚が薄く感じられるのは、すべてが便利になり過ぎて、それがあたりまえだと勘違いするようになったからでしょうか。

 

この本には、こういうことも書かれています。

時給800円のバイトをしている人のほとんどは、8,000円必要になれば、10時間働くしかないと考え、実際にそうします。しかし、ほんとうに考えなければいけないことは、1時間に10倍の「ありがとう」をもらう方法はないかを考える必要があります。

 

実際には、社会システム上こういう働き方は難しいのでしょうが、「ありがとう」の気持ちではたらくことができれば、人生は豊かになるなあと思います。

 

私が経験している、NPOの最高の居場所、育自のための小さな魔法、ドリームマップをやっている方々は、みんな手弁当です。それでも、〇〇のためにと思って、みんな真剣に取り組んでいます。

 

自分でやってみるとわかります。たくさんの「ありがとう」があるからこそだと。

 

夢をかなえるレッスンは、まだ半分ですが、この続きに興味がある方は、①につけた写真の本を読んでみてください。ステキな物語がそこにはあります。