Expendable?:箱根駅伝とランボー

ランボー2か3のある一場面で、ランボーが"I'm expendable"というシーンがあったのを覚えています。ググるとありました。

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今日見た箱根駅伝で、監督が、”このまま行ったら、お前はブレーキだぞ”という言葉がありました。

そのとき、嫌な感じがしたのです。

それだけではなくて、叱咤激励するしかない監督の言葉には辟易しているというのが、正直な感覚です。

走っている本人は、誰一人として怠けている人はいません。

それどころか、選手は、自分のできる極限を越えるくらい必死に走っているのです。

そんな選手に、罵声を浴びせる感覚が理解できません。

それを聞いて、選手は嬉しいでしょうか?

力を発揮できるでしょうか? いや、がんばろうと思えるでしょうか?

 

年末に書いた、オーストラリアの女の子の言葉が、思い出されます。

solcafe.hatenablog.com

 

監督は、何のために、誰のために、そんな言葉を吐くのでしょうか。

”期待していたのになんというざまだ。ここまで、我が大学が優勝するために、おまえを育ててきてやったのに、それをお前は台無しにするのか!”

ブレーキという一言から、そういう思いが伝わってきます。

 

これは、ある意味現代の日本の社会の縮図ですね。

 

 

誰一人として、大きな組織のためのExpendableではないのです。

自分をもっと大切に!

そして、自分が相手の立場だったらという視点を大切にすることを意識していきたいと思います。