信じる力③

『癒す心、治る力』(アンドリュー・ワイル著)からあと一つシェアします。

 

アンドリュー・ワイル博士は、かつて、どんなクローバー群落でも必ず四つ葉のクローバーを見つける女性に会ったことがありました。

1分以内に四つ葉のクローバーが見つかるかどうか賭けをして、いつもその女性は勝っていたのです。

そのころ、博士は、懸命に探しても一つも四つ葉のクローバーを見つけられなかったのです。

そのときに博士は、どんなクローバー群落地にも最低一本の四つ葉のクローバーがあり、見つけられるのを待っているという信念が彼女の成功のカギであることに気づいたのです。それ以来、博士にも見つけられるようになったのでした。

 

治癒を妨害せず、促進する方向に信念を変えるためには、同じ病気を経験した人を探すこと以上の方法はないように思われる。

四つ葉のクローバーの存在があたりまえのことと思う人に出会うまで、わたしの現実観のなかには四つ葉のクローバーは存在していなかった。四つ葉のクローバーのおかげで、わたしの人生は多少なりとも豊かになった。

自発的治癒を信じる人がふえてくれば、それを経験する人の数がふえ、やがてだれもがその恩恵を受ける日がやってくるかもしれない。

 

今やっていること、これからやろうとすることが、できないかもしれないと思っているのと、きっとできる、きっとうまくいくと思ってやるのとでは、普通に考えても大きな違いですね。できなくなると、がっかりしたり、落ち込んだりしますが、「きっとうまくいく」、この言葉を持ち続けていきます。