「最高の居場所」に参加して5年が過ぎ、6年目に入りました。
理事になって、4年目の半ばを回りました。
その最高の居場所も、私が参加しはじめてすぐに、『非特定営利活動法人はたらく場研究所 - 最高の居場所』となり、11月に5周年を迎えようとしています。
「最高の居場所」は、”はたらく場を最高に居場所にする”と謳いながら、何を目指して、何をしているのかを説明するのは難しいのです。私も、うまく説明できません。
では、なぜ、こんなにも長く続いていて、私も長くそこにいるのでしょうか?
それは、私にとって、居心地がいい場だからです。まさに、最高の居場所なんですね。何をしているかというより、そこに場があるという感じです。
昨日の数名での対話会でも、みんな同じような感覚であることがわかりました。
では、なぜ居心地がいいのでしょう?
昨日の対話会で出てきた言葉が、
そこには”圧倒的な承認”がある
ということでした。否定されることなく、来る人みんなが認め合う場があります。
「最高の出会いの瞬間から出ていくときは、以前とはまったく違った人間になる」
今日Facebookで、マルティン・ブーバーのこの言葉を出したのには、意味があります。昨日の対話の場を受けて、まっさきに選んだのが、この言葉でした。
これは、最高の居場所の願いでもあると思うのです。
実際に、私には、最高の居場所やファシリ塾で、たくさんのステキなご縁ができました。そして、徐々にですが、違った人間になってきました。
昨日の対話会の前に、「最高の居場所を一言で言うと?」という問いに向き合って出てきたのは、
”人々が、自分の可能性を体感し、行動を起こす場”
です。これは、今そうであるというより、こうありたいと思うことです。
このNPOでの5年間、創設以来の10年近くの間、最高の居場所は、人々が自分の居場所を感じ、つながって認め合う場だったと思うのです。居場所にはもっと可能性があると思っています。
では、これからどの方向に舵をを切ったらよいのでしょうか?
それは、”つながったご縁を活かして共創が生み出されていく場”にしていくことだと、個人的には思っています。
昨日対話したメンバーの想いとも、大きくは、ずれていないと思っています。
最高の居場所は、そこにいる人のものですから、これから、もっと対話し深めていきます。
こう考えると、「最高の居場所」は、「SOL Cafe 幸せの栖」でやりたいことと完全にかぶっているのがわかります。
だったら、覚悟を決めてやるしかない!と思うわけです。