人は血管とともに老いる ①

血管について、どれだけのことを知っているでしょうか?

  • 血管には、動脈・静脈・そして毛細血管がある。
  • 99%は毛細血管。
  • 人体のすべての血管をつなぎ合わせると、地球2周半になると言われている。
  • 毛細血管は細く、細いものは髪の毛の10‐20分の1ほど。
そして、60代になると、毛細血管の4割が消滅するという衝撃的な研究結果もあります。
 
ネットで調べても、ちゃんとした論文のようなものはないようですが、このような記載もあります。

「2008年に発表されたベルギーのリエージュ大学病院の研究によれば、65歳以上の人の毛細血管の数は、30歳以下の人よりも、なんと40%も減少していることが明らかになりました。全血管の99%を占める毛細血管が、半分近くまで減ってしまうのですから、これは大変なことです。

ではなぜ、このようなことが起こるのでしょうか?

毛細血管は非常にもろく弱いため、血流が滞ったり詰まったりすればすぐに壊死(部分的に死ぬこと)してしまいます。また、過度の運動や日光浴(紫外線の浴びすぎ)ストレスなどの影響で体内に活性酸素(攻撃力の強い酸素)が増えれば、毛細血管が炎症を起こし、消滅することもあるのです。
こうして毛細血管が減少すれば、血液循環が著しく滞り、全身の細胞が衰えて老化が急速に進んでしまいます。」

 

これをこのまま信じるかどうかは別として、血管は年とともに老化し、本来の機能が失われていく、”人は血管とともに老いる”のは確かなようです。

 

この映像を見ると、人体は奇跡だと改めて思えます。

 

最近健康ということについて考えるようになり、ネットで詳しく調べようとするのですが、体のこと、健康とは何かを知ろうとしても、よくわからないなということを感じています。モノを手っ取り早く売るために都合のいい情報や、一般的に言われている常識的なことしかなくて、本当のところがよくわからないのです。この常識が曲者です。

 

自分の身体の仕組みや、現代における体の状態を知り、自分自身でどうしていけばよいのかを考える、そんな大切なことが簡単にはできない、何か大切なことが知らされていないのではないか? そんなことを思っている今日この頃です。

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