同僚への置き土産①

8/17 16-18時の2時間をフルに使って、会社の会議室で、私の想いとこれからの生き方を伝えることができた。

とてもありがたいことに、国内の販社(浜松町)からも、参加したいとわざわざ来てくれた人がいて、その人を含め、現所属グループで都合のつく11人が集まってくれた。

 

10分くらい遅れてスタート。

「仕事を忘れ、この場に集中しよう」「ここは会社ではなく、安心安全な場」などなど、多分なじみの薄いグランドルールが皮切りだった。

 

そのとき初めて出したタイトルは、多分想定外のはず。

『これからはどんな時代でしょうか?』

『これからあなたは、いかにはたらき、どんな自分の人生を生きますか?』

 

今日の流れとともに、講義ではなく、ワークショップでもなく、参加型のセッションであることを冒頭に伝えた。

パソコンは持参しないようにと伝えていて、みんなペンとノートだけで臨んでくれている。

 

まずは、この場への集中のためと、慣れない人のチェックイン代わりに、

”期待・期待なし、関心・無関心を含めたいまの気持ち”

”いまの気持ちを色に例えるならとどんな色?”

をB5の紙に書いてもらい、色だけを一人ひとり順番に発声してもらった。

そのあと、書いた紙を伏せ、深呼吸をして、その気持ちを手放してもらった。

 

8月8日のブログに書いた「この時間の目的(大きな4つの問い)」を丁寧に伝える。

そのあとに、一般的な社内キャリアの自己紹介①。

 

さらに、今日向き合ってほしい大切な問いを10個ほど提示。

  • これからは、どんな時代になりますか?
  • あなたにとっての常識とはなんですか?
  • 企業は何のためにあるのでしょうか?
  • あなたにとって、はたらく目的は何ですか?
  • あなたにとって、家族や家庭とは何ですか?
  • 会社を離れたとき、あなたには人脈がありますか?
  • あなたは、いま幸せですか?
  • 幸せでないとすれば、いつ幸せになりますか?
  • どうしたら、それができると思いますか?
  • あなたは、神様とどんな約束をして、この世に生まれてきましたか?

 

「いまの時代」はどんな時代なのかを、少し考えてもらい、私が思いついたキーワードを提示。これはあえて、すべてがネガティブなイメージ。

「これはみんなよくない面ですね」という発言があったので、次に「この時代のいいところは何か?」を、4人x2、3人x1の組で話し合ってもらった。

限られた時間で、各チーム10個程度、合計30個近いものが出てきた。

 

興味深いのは、ほとんどが、便利さ、豊富な情報、物質的な豊かさ、科学技術の進歩に関するものだった。わずかに、つながりや出会いの増加や多様化ということばが出てきた。

 

何かステキないまの時代の良さが出てくるかと、ちょっとだけ期待したが、残念ながら今回はなかった。

 

これらからは、どうも「幸せになった」ということは、あまり感じられない。

ある意味残念だが、次のページのチェンドリのメッセージにすんなりとつながっていった。

 

つづく